2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧
『月光』の後、那州雪絵が1996年に発表した作品を集めたもの。 巻末短編の「踏まれた天使のように」がとても良いですね。 花とゆめでの活動は(多分)これが最後であることを考えると感慨深い。んで、2000年には新書館で活動再開するわけですか。
タイトルからして『ノーと言えない日本人』みたいな、自虐的日本人論を想像されると思いますが、その中身はベネディクトの『菊と刀』に対する批判本であり、日本文化を高く評価しています。 『菊と刀』における「欧米人=罪の文化」「日本人=恥の文化」とい…
女装っ子・のえるの可愛らしさは相変わらずなのですが、いとも簡単に彼氏を変えてしまえるのえるの姉・まりあの「女っぽさ」には、「うわ、ひっでえ女だ(笑)」と思わずツッコみを入れずにはいられません。 実際人気投票でもまりあの人気は芳しくないという…
最近は小説を読みたいという気持ちが激減していて、娯楽はマンガとアニメで充分、活字は小説以外のものを熱心に読むというスタイルが固まりつつあります。 気が向いたら中上健次読破とかしたいんですけどね。兄(※渡米中)の部屋の本棚に文庫本は揃ってるの…
吉住渉『ミントな僕ら』3巻 那州雪絵『イリュージョン・フード・マスター』 山本夜羽『ばちかぶり姫』 原作の方の『ミラクルガールズ』も全巻揃えたいんだけどなあ。
実際にイギリス・アイルランドを旅しながら、ケルトと日本の精神文化の類似性を指摘しつつ現代人がどう(非キリスト教的な)神秘思想と向き合っていくべきかという読み物。 イギリスといえばストーンヘンジやら良く解らない遺跡の多い土地でもあり、そこには…
個人的にはこういう話を増やしてほしかったり。
河合隼雄『ケルト巡り』 長野晃子『日本人はなぜいつも「申し訳ない」と思うのか』 ボーヴォワール『決定版 第二の性<I>事実と神話』 本当は、噂の『骨単』を探しに行ったのですが置いてませんでした。学習書扱いだからかな? そしてついにボーヴォワール…
すぎたさんのこちらから。こんなしかつめらしいサイトに反応していただいてありがとうございます。 熱烈ファンを公言しているような方々が作品に秘められた面白さを蕩蕩と説き洗脳を導くほどの「誘い書き」をあまりしないのが不服なの。それらの中心的サイト…
ぼくがネットを始めて間もない頃、強烈なインスパイアを受けたフェチがひとつありました。眼鏡じゃないですよ。メイドでもないですよ。 その名は巨大娘フェチ。 ちょっと「巨大娘」でGoogle検索してみましょう。あなたの知らない世界が見えてくると思います…
では、マドンナ・小田島友華先輩のキャラを掘り下げてみよう。 友華は、なぎさとほのかの長所を合体させて強化したようなスーパー女子校生(体育会系と文化系を制覇し、美少女で家柄も良く人気者)として印象的に登場する。 友華から見たなぎさ ただ、友華は…
すぎたさんの感想がまた面白かったので紹介しておきます。 なぎさの長所(短所でもある)は、相手を「肩書き」じゃなくって、いきなり人間性で捉えてしまえる所なんだろうなあ、と思う次第。ほのかと接近できたのもそのお陰だし、藤Pを「人気者」として全く…
先の文章でぼくは「セクシャリティ」という言葉をほとんど「異性愛」と同義の言葉として使ってしまっていますが、これはもちろんヘテロにとってのセクシャリティ(性的指向)だからそういう書き方をしています。 いずみのさんが言うように「セクシャリティ」…
一話完結の、後にひかない話……なのかな? どうも、企画レベルや脚本レベルでのストーリー性がうまくフィルムに反映されていないように感じます。学園のマドンナがストレスを爆発させる、というアイディア自体はまぁいいとして、その舞台が学園内と繋がりが無…
何回かに分けて更新中とのこと。読んどけ。
「現代の日本人は『愛』という言葉の意味を説明する時にセクシャリティを用いることが最も効果的な時代を生きている」と思う。 現代の日本人、という括りが大風呂敷すぎるなら、「現代のオタクは〜」と言ってもいい。 前述のプリンセス萌えもしかりで、まず…
曾祖父に似ているのはむしろ直系の方のプリンセスだという説もありますが。まだ判断するには時期尚早なのは当然ですが、あの愛嬌がありつつも非・俗な顔つき、外界をあまり視野に入れてなさそうな目つきに、その可能性を感じなくもなく、ちょっぴり期待した…
今日はふたつのことを書きたいと思う。 どちらもリミッターを解除して書きがちなので、読み難いと感じたら読まない方がいいでしょう。
http://www.ringolab.com/note/natsume/ おお、ついにこの人が。 っていうか、夏目さんが八卦掌やってるってことの方に驚きましたが。
記念に買ってみました。 例によって佐藤友哉から読む。 佐藤友哉「死体と、」 これはかなり面白くて満足。 「世界の終わりの終わり」シリーズや「大洪水の小さな家」の迷走っぷりを見て不安を感じていた向きも多かったろうと思いますがなるほどこういうのも…
次号は朔ユキ蔵が載るのか。芸風変わってるかどうか気になる。 広告。タカハシマコがフルカラーのビジュアルコミックを出すらしい。うーん、結構思い切った売り方するんだなあ。
面白い。何かしらの伝統を持った学校、という設定自体に魅力がありますが*1期待を裏切らない展開でオチにも納得。 ヒロイン・沙世子の完璧美少女っぷりもまぁありえない美少女っぷりなんですが、それよりもサブヒロイン・雅子のいい人っぷりがなかなかありえ…
というか、ロイヤルだったりインペリアルだったりする「雲の上の人々」に向けられる愛情っていうのは人類史上ですげえ根元的な部分にある萌えの感情だと思うんですよ。むしろ人類初の萌えと言っても過言じゃないんじゃないかしら。 実像に触れられないという…
ハラさんは「男→女」視線における価値観(美醜を重視)と「女→男」視線における価値観(美醜を重視するとは限らない)の違いに注目して男女の性差を発見しているように思えるわけですが(だからどうだ、とは何も語られてないのでただそれだけの話なんでしょ…
Winnyのことについて何も触れない日記。私見はあるんですがあえて書かない。
もう一度誉めときます。 何がいいかというと、単純な「因果応報」の話になってない所なんですよね。 「ジャスミンちゃんは○○なことをしたから結果的に●●な結果になってしまいました」……っていう「いい/悪い行い」と「いい/悪い結果」の因果関係がまるっき…
一息で結論から言ってしまえば「愛情には色んな形もあるけど、どれも愛としては同じであって、ひとつの愛なんだよ」というテーマなんだろうなあと思う。 元々『ふたりはプリキュア』は、メップル・ミップル間の異性的(夫婦的)愛情と、プリキュア同士の同性…
エヴァに関してのコメントは8年前と変化無し。まぁ今更あえて語るつもりは無いんだろうなあ。 もう一度TVアニメを監督しないのか、という話になって「(今のアニメ業界の状況は)異常なんですよ。スタッフ集まんないですよ」と言っていたのが印象的でした。…
初見です。 あ、これは面白いですね。どのキャラもいい根性してるのが、好印象。 ジャスミンの中の人は、もっとベテランの声優さんかと思って聴いてたら植田佳奈嬢だったという……。祐巳より全然合ってるじゃないですか(というか、芝居が堂に入ってる感じ)。
今日のデカレンは素晴らしかった! 今デカレンジャーごっこなんかした暁には、デカマスターの取り合いで血を見ますね!