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 移行後のはてなブログ:izumino’s note

2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

事後報告

そうそう、後付けですが、入口論の英題を「Essay on the entrance of affection」として最終頁に書き加えておきました。 「entrance of MOE」でも良かったんでしょうけど、個人的には「アフェクション:愛着」という言葉が一番しっくり来たので、「萌えと愛…

解説終了

萌えの入口論の解説が終わりました。 自分の文章に自分で解説をつけるという野暮なことをしていたわけですが、余計な付け足しだったかなと思うものの、相応の参考にして頂ければと思います。 また思い付いたことを一つ。 オタクというものは──というより、あ…

萌えの入口論 解説(4)

入口論の本文はこちら 4:総論/出口論 ■総論 本論に記述してきた論理を全て覆すようだが、筆者も「萌えは理屈ではない」という考え方を捨ててはいないし、皆さんにもその「理屈ではない部分」にこそ意識を向けてほしいと思う。 赤松健論でもそうなんですが…

今日は

今日は今週のマガジンの八雲がイタすぎたので更新作業どころじゃありませんでした。 と、とにかくハッピーエンドで頼みます……。読んでて辛いです。漫画読んだ辛さを酒の力でまぎらわせるなんて奇行を生まれて初めてしました。もう既に娯楽として読んでないな…

萌えの入口論 解説(3)

この「解説」は、基本的にぼくの主観で、言いたいこと、伝えたいことを重点に書いています。その分偏向した意見だと言えるし、気持ちだけ先走って理屈になっていないようなことまで書いてる可能性もあるでしょう。 「入口論」自体はできるだけそうならないよ…

ネギまのバトルとアンケート人気問題

ちょっと私見を書いておきます。 104話のアンケートが良かったのは、読者の「安心感」と「期待感」が作用していたんじゃないかと思います。 つまり、「あからさまなラブコメは恥ずかしいからもう見たくない、少年漫画にくるまれた萌えが見たい」という、一般…

ネギま!で遊ぶ更新

http://t3303.harisen.jp/negima_log11.html#0818 11巻読んだ人向けの記事です。本誌連載のネタバレは無いので、コミックス派の人はこの機会にどうぞ。

萌えの入口論 解説(2)

全四回の解説の、二回目です。 ちょっと今「文章力」を消耗しきってまだ回復してない状態で書いてるので、言葉が荒い所は大目に見てください。 入口論は執筆に三週間以上かけて、綿密な編集会議までやって(何故ウェブの記事に編集会議が……)文章の完成度を…

萌えの入口論 解説(1)

予告通り、解説に入りたいと思います。 元々「入口論の入口が無いと読んでもらえないよね」とか冗談めかして心配していたくらいなんですが、思ったよりもみなさん「アゴが強い」ようで、結構ちゃんと読んでいただけているようです。有り難いことです(別に読…

『魔法先生ネギま!』11巻発売、マガジン発売

魔法先生ネギま! (11)赤松健 講談社 2005-08-17売り上げランキング : 2Amazonで詳しく見る by G-Tools ネギまの11巻が出たり、盆明けのマガジンが出たり、赤松さんが「もうしま」に出てたりと、赤松ファン的には話題が盛り沢山なのですが、個人的にピークな…

「萌えの入口論」公表

また更新に間が空いてしまいましたが、遂に例の記事を公表にこじつけることができました。関係者の皆さん、お待たせしました。 萌えの入口論 主に「オタクが萌える仕組み」「人によって萌えやすいものと、萌えにくいものがあるのは何故か?」を中心に、雑学…

「愛し萌え」と「愛され萌え」

(今書いている記事の内容とはあんまり関係ない雑感です) 前から思ってることなんですが、萌えオタクには「愛したい願望が強い派」と「愛されたい願望が強い派」の二派に結構別れるんじゃないかなぁ……ということ。 ぼくは数年前からすっかり前者の性格にシ…

近況

更新休みまくりなので近況を。 ちなみにブロガーにありがちな、mixiでばっか日記書いてるからサイトがおろそかに……ってほどmixiで日記書きまくってるわけでもないです。あと、夏コミにも参加してません。 今週は、以前から書く書くと言っていた記事をコツコ…

マイブーム

ぼくは元々島本和彦のファンなんですが、『炎の転校生』がマイブームです。ギャグのセンスはもとより、画力と構成力といった表現力が素晴らしすぎ。20年前の、デビュー作同然の作品なのに。 しかし「漫画力が無いからドラマが描けない」「表現力に頼って熱血…

アニメ版『苺ましまろ』が意外に良い

公式サイト:http://www.ichigomashimaro.com/ とぼふさんが誉めていたから興味を持って観てみたんですが、確かに演出の「間」が秀逸。素晴らしい。 「自分はカッティング好きだということを再認識」というのも同じ気持ちで、作画枚数とかは少なくていいんだ…

ネギま!で遊ぶ更新

『魔法先生ネギま!』がマガジンの人気アンケートで四度目の制覇を達成したからという名目で、ネギまの伏線などの情報を整理する特集を更新しています。 はっきり言ってしまえば、今のネギまは伏線が多すぎてそろそろストーリー全体が軋みかけているくらいな…

「萌え要素」という言葉には二種類の使われ方がある

ふとした思い付きで、「萌え要素」というキーワードの使用例を二十日間ばかし監視し続けていたんですが、この言葉にはどうも二種類の異なる使われ方があるらしい、ということが解ってきました。 ひとつの意味は、評論家の東浩紀が『動物化するポストモダン』…