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 移行後のはてなブログ:izumino’s note

苗字のないファミリーのあの娘さんの可愛さ(四季折々のかおるさん)

 というか、ロイヤルだったりインペリアルだったりする「雲の上の人々」に向けられる愛情っていうのは人類史上ですげえ根元的な部分にある萌えの感情だと思うんですよ。むしろ人類初の萌えと言っても過言じゃないんじゃないかしら。
 実像に触れられないという意味ではシミュラークル的(!)であるとも言えるし、あのお嬢様を萌え絵化したり勝手にキャラ付けされた台詞を想像しながら愛するのっていうのは物凄く本能的な行動で、それは大昔の萌えと大差ないんじゃないかしら、と。
 むしろそのような、「雲の上」への愛情が失われがちな現在の日本の方が、異常なのではないか。あんな生っぽくて神性が感じられないアイドルタレントとかじゃダメだよと。だから現代のオタクは二次元に行っちゃうんじゃないかという気もするのですが。


 「王族に萌えづらくなっている時代」を「大きな物語の喪失」とかに繋げてしまうと非常にイヤーな感じがするのでここでストップ。