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 移行後のはてなブログ:izumino’s note

2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

高岡英夫『からだには希望がある』(ISBN:489346714X)

高岡英夫という人の理論は、esperダイアリさんが良く日記で取り上げられている所から興味を持って読んでみました。確かに面白いし実際に役立ちそうですね、これは。 自分で思っていた以上に、脱力や自然な呼吸ができてなかったんだなあと実感(特に左の肩胛…

島崎譲『THE STAR』全24巻

カレイドスター放送当時に、結城(id:y_shinobu)さんが薦めてくれていた漫画。 週刊少年マガジン連載作品。天才的な役者の才能を持った日本青年が、素人から世界一のスターへと登り詰めていくサクセスストーリー。 ……サクセス、といっても初期の段階で主人公…

どこかには行く(オアシスへの道のり)

id:dokoikoさんのプリスポには気持ちよく笑わせていただいたのですが、この人の表サイト(といっても更に別の表サイトもあるみたいですが)の過去ログや掲示板を読んでみると、これが非常に面白いものだったりします。 特に学習塾がらみのエピソードは、(脚…

「手は握るけど抱き合いはしない」という理解(ページの終わりまで)

確かに『ふたりはプリキュア』の女の子達はあまり抱き合わない。せいぜい、第8話でこけそうになったなぎさが莉奈に抱き留められるくらいですか(なぎさと亮太、メップルとミップルはしょっちゅう抱き合ってますがそれは置いとこう)。 一方、放送終了後「ふ…

生の女子中学生からみたプリキュアの男性像(はてなダイアリー - ほぼプリキュアの決意)

実際の女子中学生からみた父親はゲキドラーゴみたいなもんだ、という生々しいご意見。 その読み方で行くと、ピーサードは「男の子全般」のカリカチュアなのでは? と連想できるかもしれない。 基本的にナルシスティックで、異性からの恋愛モーションを解さず…

各所の紹介文を読むと「プリキュアンの理屈担当の人」的な認識を(多分良い意味でも悪い意味でも)受けているっぽい当方ですが最近id:dokoikoさんの文章に押され気味。このままだと食われそう。なのでちょっと頑張ります。

PV集め

PHANTOM PLANETのゾンビネタPV(はてなダイアリー - MUSIC-VIDEODROME) オチがなかなか粋な感じで。メイキング映像もスタッフが楽し気で良い。 Madonna vs Witch Hunter Robin 久しぶりにPV関係でネットをうろうろしていたら、こんなものを発見しました。う…

少女漫画消化中

那州雪絵『天使とダイヤモンド』1、2巻 那州雪絵『それからどしたの? 仔猫ちゃん』 90年代前半の那州雪絵。 『天使とダイヤモンド』は……漫画的には荒いなあ。野球漫画としてもイマイチですし。*1 普通人の主人公と、変人だらけの周辺キャラ、という構図は…

内田樹『寝ながら学べる構造主義』(ISBN:4166602519)

この内田樹という人は、本当にものを伝えるのがうまいなと。書いてる内容よりもその伝達力に舌を巻きますな。 読了後、これで西洋現代思想史は大体解ったぜ、と、いい気分になれるのですが、ひょっとして専門的な解釈と異なる内容も混じってんじゃなかろうか…

『レジェンズ〜甦る竜王伝説〜』第2話

うーん……。視聴切っちゃいそうだな。 ラストで緊張感のある「ヒキ」を入れてドラマチックさを強調するのは大地お得意の演出なんですが、それをEDテーマの前、EDテーマの後、と二段構えに挿入するのはいささかクドいような気も。 ベースボールカード云々…

『ふたりはプリキュア』第11話「亮太を救え!ゲキドラーゴ・パニック」

アクション目当ての視聴者を、ようやく満足させられるような戦闘シーンだったでしょう。ここまで高クオリティの回は、もう少しブランクを空けてからだろうと勝手に思い込んでいたので、嬉しい不意打ちだったかもしれません。 第5話との比較 今回、構成的に…

図書館行ってきました

舞城王太郎「パッキャラ魔道」(『群像』収録) 佐藤友哉「大洪水の小さな家」(『新潮』収録) 以前言及したことを引きずってか、どうもこのふたりの仕事はセットで読んでしまうようです。 そこらへん私見(妄想とも言う)が入りまくった感想になると思いま…

よしながふみ『こどもの体温』(ISBN:4403615120)

この前に読んだ『愛すべき娘たち』の男性版、という印象。……と言っても、発表順で言えば『こどもの体温』の方が先なんですが。 執筆期に数年の差がありますから、『愛すべき娘たち』の素晴らしさに及ばないのは、仕方がない所でしょうか。まぁ逆に、作者の漫…

雑談2:東浩紀の功績

を、探してみよう。 個人的には、「ポストモダン的」「データベース消費」といった「流行語」をネットの一部に流布(蔓延)させた、とその一点に集約できますが。 しかしそれらの専門用語を使って、東浩紀本人やその周辺がどう有意義な分析を行っているか、…

雑談1:舞城王太郎=村崎百郎説

舞城の文体は村崎百郎の影響を受けているのでは、とちょっと思った。 改行しなさっぷりとか、話し言葉と擬音の混ざりっぷりとかは近い。舞城キャラの推理って殆ど電波だし。あと、どっちも頻繁に村上春樹を持ち出したがるのは、そういう世代だからなんですか…

えーと、プリキュアの感想目的で来てる人は、日曜まで訪問をお勧めしませんよ。 もしくはこのURL(http://d.hatena.ne.jp/izumino/searchdiary?word=%2a%5bprecure%5d)でアンテナ登録されてはどうでしょう。アニメ感想だと[anime]ですね。

俺がコメントを見逃していた(大地風タイトル)

こっそり永山薫さんにコメントいただいてました(id:izumino:20040311#c)。 リンクしていただいたのは、なかなかに恐縮な出来事だったりします。ネットを始めて間もない時期(97年くらい)に閲覧者の側から見ていたのが永山さんとかしばたさんとか(あと個人…

久しぶりにエロゲ論壇(なのか?)に参加するよ

# motidukisigeru 『携帯ゲーム通信および、TCG技術の完成時期の近さに、同時代性を見ることは自由です。それは確かに否定できない。しかし、だからといって「昔はデータベース的欲望がなかった」と結論するのは、馬鹿馬鹿しい限りだ。データベース的欲望…

今野緒雪『マリア様がみてる チャオ・ソレッラ!』(ISBN:4086003996)

こんな内容*1の小説が出版できるということが、凄まじい。これが少女小説の世界というものですか。 シリーズ全体の中の一冊としてはアリだと思います。面白いし、スマートに「読ませる」部分もありました。 では印象に残ったポイントを列挙。 エス小説のヒロ…

アニメ以外のことを書きますよ。 あとサブカテゴリに[novel]を追加しました。

『愛してるぜベイベ★★』第1話「彼女は★5歳!」

原作は未読。 ありえない愛情と信頼に溢れまくっていてクソ癒されます。 やばい、OPとかアイキャッチとかEDとか観ると泣きそうになるな。これだと、原作が人気あるのも、納得。 最近はこういう、善意たっぷりな疑似家族を題材にしたドラマが流行るんだろ…

余談ですが

(福)さんと新宿の酒彩 ほのかで、ほのかの誕生日を祝してお酒を飲み交わしつつ、プリキュア談義に花を咲かせてきました。(中略) あと、もしプリキュアの人気がバンダイに認められてシリーズ化したら、来年は中学三年生編が始まるかなとか、むしろ高校生…

プリキュア第10話戦闘シーン考察

今回のポイントはふたつ。 シンクロ攻撃を敢行するものの、大したダメージを与えられず終了 「手を強く握っても」敵を倒せなくなったプリキュアマーブルスクリュー この2点は暗示的です。 プリキュア同士が「シンクロすること」が単純に「強さ」に直結する…

プリキュア第10話感想捕捉

ご紹介ありがとうございました。>(福)さん で今週、色々回った中で面白かったのはすぎたさんの感想でして、ほのかとなぎさの関係をウチの感想と全く逆の視点で書かれているんですね。 なるほど、ふたりの相互補助的な運動を、逆の立場から見るだけでこう…

ウチのアンテナに夜霧さんのプリキュアンテナをインポートさせていただきました。そっち方面の巡回は頼りっきりになっちゃいますが、宜しくお願いしますー(アンテナの登録上限が200件までなので、巡回先の被っているアンテナをインポートすればそれだけ登録…

↓の感想(id:izumino:20040403#p1)のように渡辺多恵子作品を評価してから

最近の渡辺多恵子の評判を調べてみましたが*1、なんとも荒れてるものだなあ。 ちなみに前述した「作品は好きになれるけど作者は好きにならない」という文章は、まったく先入観を入れずに感じた印象によるものです。で、ぼくの場合、作者に興味を持たないのも…

ウイングス感想

橋本みつるの読み切り目当てに購入してました。 立ち読みで済まさなかったのは、一度じっくり読んでこの雑誌の雰囲気を知っておきたかったからですが。 橋本みつるは、人物の顔が凄くいいなあ。 マネになってないけどちょっと絵柄に影響されて描いてみる。 …

『レジェンズ〜甦る竜王伝説〜』第1話

大地丙太郎監督のおもちゃ宣伝アニメ。わ、スタッフが殆どガイジンだ。 十兵衛ちゃん2が「お父さん世代に届かせるためのアニメ」だったとするなら、こちらは「子供に届かせるためのアニメ」になる筈で、さてどうなるかなと様子見状態。 クレしんをパロって…

『ふたりはプリキュア』第10話「ほのか炸裂!素敵な誕生日」

とても面白かった。シリーズの底力を再評価したくなるほど。 まず技巧的なレイアウトが成功していて、演出力は充分。 ゲキドラーゴの扱い方もうまい。敵サイドの事情をしつこく語っていたピーサードに対して無口なゲキドラーゴはその分自己主張が少なく、ヒ…

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