↓の感想(id:izumino:20040403#p1)のように渡辺多恵子作品を評価してから
最近の渡辺多恵子の評判を調べてみましたが*1、なんとも荒れてるものだなあ。
ちなみに前述した「作品は好きになれるけど作者は好きにならない」という文章は、まったく先入観を入れずに感じた印象によるものです。で、ぼくの場合、作者に興味を持たないのも敬意のひとつだと考えているわけですし、作者の性格がどーたらというのはむしろ薄い。
客観的な意見というか、他人事として言わせてもらえば、周囲で騒いでる人達の方がよっぽどみっともないなあという印象を受けます。
『はじめちゃんが一番!』みたいな話を読んだ後だと、この人のような「才能と向上心があるんだけど変人で周囲に面倒をかける人」なんてのは全然許せる気になるのが不思議だったりもします。
ネットは中学校のHRの場じゃないんだからさ、ちょっと目立った素行のある人を捕まえて、天然記念物みたいにしてウォッチしたり電波扱いしたりするのはホントどうかと思うよ。
みんなゴシップが好きなんだなあ。
少なくともぼくは、渡辺多恵子の矛盾だらけの文章の中から、この人が本当に言いたいと思っている「気持ち」を読み取ることの方が、ずっと建設的で「楽しい」と思う。
まぁ名のある表現者である以上、それがネットの独白であれ自分が書いてしまったことの責任は取るしかないわけで、それは作者本人のイメージダウン、といった形でツケが回ってくるのでしょうね。それは仕方がないと思いますが。