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『魔法先生ネギま!』第11話「XI時間目」

 CMで「魔法先生ネギま ! 麻帆良学園中等部2-A : ホームルーム」の映像が流れてたんですが、あからさまに髪の色が異なるキャラが居るわけでして、返す返すもTVアニメ版の色彩設定は謎ですね。商業的な利点がどこにも無いという。


 今回は、丸々1話消費して長谷川千雨の話。世間的には作画力の向上が一番のトピックかもしれませんが──。
 まぁ、何度も言ってますように、ぼくはこの手のアニメの「女の子作画」は割とどうでもいい人なので。映像的なクオリティが上がってもいつもと変わりないテンションで観てました。同じ女の子作画でも、作画で人間芝居が見られれば別なんですけどね。その場合でも、よっぽどアニメーターの個性が強く出ていなければ満足しませんしね。余談が長くなりました。


 さて、色々ホメ所(声優さんの演技は好き)もあるのですが、あえて脚本レベルのマイナスポイントをふたつだけ。
 ひとつは、誰も(ネギすらも)「本物の千雨の魅力」について一切言及してない所。このアニメは、曲がりなりにも「美少女キャラの魅力」を持ち上げる萌えアニメじゃなかったんでしょうか。そこで画竜点睛を欠いてどうしますか。
 ふたつ目は、「みんなと仲良くなれましたね、おめでとう」という「強制ハッピーエンド」なオチの付け方。千雨というパンクなキャラクターにそぐわないことそぐわないこと(笑)。むしろ可哀想なオチに見えて仕方なかったわけですが、あれは。ネギ先生を恨み続けてこその千雨ですよ!(迂闊にキャラ語りしてしまった)