最近の漫画感想 - ピアノ・ファイア

片山あやか「妖一夜」

　『マガジンドラゴン』に載ってた、片山あやかの新作を読む。
　以前、マガスペにクダンの漫画（タイトルは「鬼追いの皮」）描いてた新人の人ですね。
　実は個人的にお気に入りの新人さんで、当時のマガスペはスクラップして取ってあります。そのスクラップで友達に布教したりしてたくらいです。

　今回も妖怪バトルが熱くてかっこいい。

　プロットがまた「好きな女の子が妖怪に襲われる→怒った主人公（見かけは一般人）が戦おうとするが勝ち目は無い→主人公は実は妖怪殺しの力を持っていた→妖怪をボッコして終わり」というパターンの代わり映えの無さも含めて良い（笑）。
　前回は少年漫画っぽさを意識して描いていた感じでしたが、今回は女性らしいタッチが出ていて、少女漫画と言っても通じそう。

　世間的にウケるかどうかは知る由もないのですが、ちゃんとしたプロになって連載持ってほしいなぁ。
　マガジンよりもアフタヌーン向けな人っていう気もするんですが（普通に四季賞とか取ってそうなイメージ）。

参考：http://www.geocities.jp/hiroshima_o/katayama.html
- スクエアエニックスでも受賞してたのか

マガジンドラゴン 2008年 1/11号 [雑誌]

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次号のサンデーに麻生羽呂が連載開始

WEBサンデー｜次号のサンデー

　こちらも、『サンデー超』に載ってた読み切りが好きで新作に期待していた新人さんだったんですが、ようやっとサンデー本誌で連載するそうで。タイトルは『呪法解禁!!　ハイド＆クローサー』。
　でも結構、湿っぽい漫画を描くタイプの人というイメージなので、メジャー誌の体質に合うかどうかはちょっと不安なんですが期待しています。

　あとは『あやかし堂のホウライ』の金田達也が連載開始してくれたら、ぼくが今のサンデーを見る目は変わります。