11月上旬記録/九州旅行・北九大訪問
12日の水曜日に帰宅して、14日の夜には九州へ向かうという東奔西走の始まりです。
14日(金)
三田誠『イスカリオテ』1巻を読み終えてから、港に移動してフェリーに乗る。夜8時から翌朝8時まで12時間の航路。
旅のお共として『イタリア海洋都市の精神』と吉田秋生『海街diary』1巻、木村紺『からん』1巻を携えていく。
しかし、東京から帰る時の夜行バス(窓際なので寒かった)で軽くかかった風邪がまだ治っていなくて、なかなか寝付けないながらも、症状を悪化させないことに専念していました。
夕飯は船内食堂で麻婆豆腐とクリームコロッケと鯨肉の揚げ物(食欲はあるらしい)。
15日(土)
朝に福岡の小倉で朝ご飯を一服して、現地の友人である結城さんと合流。
この時点で風邪は治っておらず、鼻水をズーズーいわせながら北九州市立大学のキャンパスへ。
というわけで北九大の比較文化学科で漫画史やメディア文化を教えておられる宮本大人助教授に招かれるというかくかくしかじかがあり(説明ゼリフ)、交流会とはいえ教壇の前に立つという珍しい体験をしてきました。
漫画論というだけでなく、物語論をメインテーマにして宮本さんと意見応答するような内容。
ぼくは「講義らしく話すよりも、いつも通りカジュアルに語る」というスタンスを宮本さんから期待されていたこともあり、そこに甘えてマイペースで喋りつづけていました。まぁそのおかげで、どんどん風呂敷の大きな話になるというカオスっぷり。
そういえば「童話の物語的役割」について説明する流れで「月光条例どうよ?」的な話題を振ったら反応してくれる人(このブログの常連さんらしい)がいて、おおと思ったり。宮本さんのお話も含め、とても勉強になりました。
時間終了後、キャンパス内で希望者を集めた二次会に。
しかしウチは結城さん相手に「放課後ウインド・オーケストラ夜話」をやるのがメインだったりしました(学生さんと話せよ)。