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 移行後のはてなブログ:izumino’s note

水曜朝のスクランチャットログ

 最近、漫研さんのチャットルームで出会った、みりんさんというスクラン読者の方と何度か話をしているんですが、折角なので今日出たスクランについて早朝に語ってみた内容をログ化しておきます。

稲葉さん可愛い

(いずみのはまだ今週のマガジンを読んでない状態でのネタバレ抜き会話)


みりん >> こんばんは。スクラン三学期DVDの試写会で22巻が最終巻ってコメントあったみたいですね。どうやって収拾つけるんだろ……しかし今週の稲葉さんの可愛さは異常



いずみの >> こんばんは。ぼくは○時からなんですよ、マガジン読めるのって。

いずみの >> 稲葉は恋愛観の代弁者としては最強設定のキャラですよね。作中ではスーパー天満という破格の扱い。

みりん >> ある意味では天満よりすごいんですよね。今週読んでいただけるとすごさがわかると思います

みりん >> 稲葉さんこれ言っちゃダメだから!正論すぎるから!みたいなw

いずみの >> 稲葉に惚れてる男がまだいないのが不思議なくらいですね。実はけっこういるのか?

みりん >> 普通にモテる子だと思いますよ。多分リアルではこういう子が一番モテるんじゃないかな

いずみの >> あんまり性別感じさせない子ですしね

みりん >> 美琴は男っぽいけど、内面がすごく女性的な子で、でも稲葉さんは女の子らしいけど内面は凄く性別感ないですよね

いずみの >> 共学の大学デビューしちゃったらもうモテモテか

みりん >> 可愛くてノリが良くてベタベタしてなくて、ガサツでもなくてある程度気遣いできて…って子だし

みりん >> つむぎがコンプレックス抱くのも凄くリアルですよね。つむぎはつむぎで可愛いんだけど

いずみの >> 今はバカっぽすぎるのと、女子グループのカベが強すぎるのとで、男子生徒にはハードル高いんだろうなぁ(精神年齢的にまだ良さがわからんという意味でも)

みりん >> 天満の良さがわかる人にしかわからないのと同じですよね

いずみの >> 若いウチはわからん、というのはあるかもですね。今の自分の目線も、トシ取ってる人間の嗜好だし(笑)

みりん >> 私もいずみのさんと同世代なんで、多分嗜好もだいぶトシとってますよw

いずみの >> 「トシ取っちゃうと失っちゃうのはこれなんだよ!」みたいな良さは間違いなくありますね

みりん >> 多分30近くになって「あーあの子今考えたら可愛かったなー」と思う子というかw

いずみの >> つむぎは理系の大学行けば引く手あまたでしょうけど、本人はモテても全然嬉しくないあたりがなんとも

根本的なスクランの恋愛観

みりん >> そういえば前から思ってたんですけど、美琴と花井ってくっつける気なさそうですよね。



いずみの >> うーん、そうですか? 一応結婚式の予言はかけられちゃってますからね。

みりん >> はずみで色々あってデキ婚とかはありそうだけど、恋人として付き合うことは無さそうな気がする

いずみの >> スクラン全体の世界観として「恋愛が楽しいうちは結ばれる関係じゃない」ってのがあると思うんですけど。恋人として見て好きな相手と、ずっと連れ添いあえる相手は別だという。

みりん >> 天満と烏丸君とか梅津と円とか田中と永山とか全部そうですよね。恋人になった後からの現実って部分が大きい

いずみの >>ブコメってのは、くっつく前の恋愛の、モラトリアム的ないちゃいちゃが最大の見せ物なのに、その「くっつく前の恋愛」そのものを小林尽は信用してないというか、嫌ってそうなくらい批判的に描いてるんですよね。それじゃ男と女はうまくいかないよ、みたいな。

いずみの >> 「きまぐれ〜いちご」の流れで、「三角関係のいちゃいちゃが目的化したラブコメ」のダメな問題点は出揃っていて、そこでスクランは逆を行ってる感じなんですね。くっついた後の相性をこそ問題にしている。

いずみの >> 恋愛を楽しむよりも、夫婦生活が想像できるようなお付き合いをしましょう、っていう70年代のフォークソングみたいな世界に戻りたがっている感じですね。>スクラン

みりん >> そういえば沢近さんって最初期は烏丸君に微妙にちょっかいかけてましたよね

いずみの >> 「人のものに手を出したがる子」って感じで動いてましたね、最初は。基本的に恋愛したがりで。>沢近さん

不透明な高野の事情

みりん >> 今週のマガジン読んでやっぱりキーパーソンは高野さんなんだよなあ



みりん >> 高野さんってひょっとして沢近さんと同じ立場になって自立を選んだ人じゃないかって仮説があって

みりん >> 凄く貧乏で粗食でスクール水着着てたり、中三まではお嬢様なのにそこからバイト生活だったり

いずみの >> あ〜〜、お互い家庭環境が不透明なので辻褄合わせが必要ですけど、ありそうですね>高野家=沢近家

いずみの >> 高野は「柊のおじいちゃん」が確かに名士っぽい言及されてましたが、捨てられた理由はなんだろう?

みりん >> とりあえず中三に何か大きな変化があったのと、それまでお嬢様暮らしだったのがいきなりバイト生活で野草食べてたりすることと、柊のおじいちゃんが名士で厳しかったことと

みりん >> 髪をセミロングからショートにしている。男の子みたいに気を張ってたとか

いずみの >> 沢近が「父方の金持ちに逆らったら母娘ともに路頭に迷う」環境で、

いずみの >> 高野が「母方の金持ちに逆らったから父娘ともに捨てられた」環境、か

いずみの >> 原因は、沢近が「父親が持ちかけた婚約を断る」で、高野は「母親が再婚する」

みりん >> 母親が再婚して援助を打ち切られたか父親が自分で断ったか

みりん >> 沢近さんに対してやたらこれでいいの?と聞いてたり、沢近さんが貧乏になる脚本書いてたりバイトさせようとしたり、沢近さんとお金にまつわる話が多いんですよね

いずみの >> 「ムリしちゃって」、とか心配はしてますよね。今思うとあの脚本はドSなんだけど

みりん >> 脚本は今考えるとある意味予言ですよね。播磨は責める代わりに優しくしたけど

みりん >> 播磨は沢近さんと話しても「頼れ」とか「助ける」とは言ってるけど、「守る」とは言ってないんですよね。そこは意図してるのかな

いずみの >> 確かに、「守る」はうまく禁句になってますね。

みりん >> ここで「お嬢を守る!」って言ってたらあー確定かなーと思ってたけど、うまく使わないんですよね

みりん >> 素子にわざわざ高野父が丈夫って言わせてるのも微妙というか。お父さんが働けない状態なのかな…とか

いずみの >> 父親に労働力が無かったりすると辛いですね。病気じゃなくて、本気でノンベになってたりして

いずみの >> スクラン世界に本気のダメ人間って少ないから想像しづらいんですけど、マジで娘に稼がせてる無職とかだったら酷い……

いずみの >> でも「前に進めません」ってモノローグから想像できる家庭環境ではありますよね。AC的なアル中ダメ父親。

みりん >> だから格好よかったころの父親を花井にダブらせてて嫌悪感と愛情と入り乱れてるとか…これは暗すぎるかw

いずみの >> でも高野は割と素で播磨嫌ってますよね

みりん >> 八雲も沢近も播磨を愛してるのに、播磨は天満への叶わない想いのために気づかないとか、素で父親を思い出しそうですね

いずみの >> ダメになった父親とかぶるのが播磨で、花井は……なんだろうな(笑)

みりん >> 花井は離婚する前の父親とか? 母親を真剣に愛してて包容力あってマジメで正義感強くて…みたいな

いずみの >> 良く考えたら、当たり前ですけど花井が八雲に惚れたのは二年の一学期からですしね。高野が惚れたときの花井は一年の花井なわけか。

いずみの >> あーそりゃ二年になってからの花井はいじめたくなるわな(笑)。なるほど。<惚れたときの花井は一年の花井

みりん >> マジメで融通利かないけど真剣で何か格好いいなってとこから、いきなり八雲命になったからこいつも親父と同じかよ!みたいな失望感はわからなくもないっす

いずみの >> そういう意味では「八雲に惚れたあとの花井でも好き」っていうつむぎと仲良くしてるのも趣深いですね。>失望感

みりん >> 基本的に女の子同士の争いがないからいいですよね。稲葉さんみたいな突飛な子も別に普通に受け入れてるし

いずみの >> つむぎほど素直にはなれないなぁ、と高野本人は思ってるんじゃないかな

いずみの >> んで極めつけには稲葉の登場で、高野の「もう呆れるしかない」感じは良く出てますね

いずみの >> 稲葉は花井の色ボケを完全に許容していて、サラからは「先輩はいじめすぎですよー」って説教されるもんだから溜息ついたり

みりん >> 自分の親友に色ボケな花井を許容できるんだからな…稲葉は大人だ

みりん >> 高野→美琴への感情ってあんまり描かれないですよね

いずみの >> 沢近が三年も残るなら別ですけど、矢神に残った女子が美琴と高野だけという状況はスクイズ並の怖さが(笑)

みりん >> 今週の展開だと残るのか残らないのか微妙なラインっぽいっす

みりん >> 今週のは本当にいずみのさんに見てもらいたいなあ。あースクランってこんな漫画だったなーと

みりん >> 青年誌だったらセフレポジションなんだろうな…美琴とはプラトニックすぎるほどのプラトニックで…みたいな

いずみの >> 高野は「本妻と仲のいい愛人」のポジションを得た後で、美琴も油断させて、20年後には美琴を殺すことも考えている……んだけど、友達思いだから踏みとどまる、みたいな人かと

いずみの >> 花柳界とかで「本当にあった怖い話」として聞くんですが、高野は本当に「本妻と仲のいい恋敵」のポジションが異様に似合う

みりん >> カタギじゃなさそうってさんざん言われてますしねw

いずみの >> 本妻は「この人は私のことも夫のことも大好きで、私達を支えてくれる立派な人なんだな」って思って感謝してるという(笑)

いずみの >> 高野が沢近の決断をジャマしなかったのは、元々「自分の境遇は味わわせたくない」っていう意識が強かったからかもしれませんね。その前提として、沢近に自活できるような訓練もしてあげてるんだけど、やっぱり自分と同じ生き方をさせなくてもいいんじゃないか、不自由はあっても金持ちに養われた方がマシなんじゃないかっていう

みりん >> まあ高野さんの人生って大変そうですもんね。高校生で野草の知識豊富で…みたいな生活

いずみの >> 自炊で納豆生活とか、今思うとやけにリアル

いずみの >> 高野はけっこう、自分と同じ境遇の相手には優しいキャラで(そこは播磨に似ている)、つむぎに対してもそうだけど、八雲にも優しいのは同じ「枷」を感じてるからかな、とか

みりん >> 高野も枷を持ってる(感じてる)ってのはありますよね。高野エピから見て

いずみの >> 基本的に不幸なぶん、「自分と同じ目に遭わせたくない」っていう意識の強いキャラなんだろうと思って見てますね

高野にも手出しできない沢近の問題

みりん >> 沢近さん、本気でどうすんだろ。このままじゃどうにもならんと思うんですけどねえ…



みりん >> 今週のマガジン見ると、やっぱり高野さんがキーパーソンだなあと

いずみの >> 高野の行動で何かが決まるっていうことですか?

いずみの >> 美琴あたりはわざと八雲に無関心になってる感じなんですけど、八雲と沢近で今一番板挟みなのは確かに高野なんでしょうね。本来板挟みになるはずの天満はいないし。

みりん >> 自分の部活の後輩と親友ですしね…その辺の複雑な感じを今週結構ページ割いて描いてますよ

みりん >> 高野さんって傍観者なんだけど傍観者になりきれないんですよね。本音が漏れちゃう

いずみの >> 高野のシナリオでは、播磨は沢近のルパンになってくれればそれでOK、って感じだったんでしょうけど、これほどの神キャラなのに、高野のシナリオ通りに状況が全然動いてくれていない、っていうのも面白い話ですね。どんどん人間味が出てくる

いずみの >> 沢近家の事情も、修学旅行編を見るに知らないことだらけだったっぽいし

みりん >> お母さんは結局京都に住んでるんですかね

いずみの >> 沢近邸も父親の家らしいし、住んでるというより「住まわせてる」のかと

いずみの >> とりあえず立派な家に住ませておいて、気に入らないことがあったら出てけってオドせる立場というのもスゴイもんだ

みりん >> そこまで沢近父が本当に酷い人間とは思えないんですけどねえ。沢近があそこまで尊敬してるし

みりん >> イギリスの学校まで行かせてるし。体面で言うなら金だけ渡して完全放置もできるのに

いずみの >> たぶん良心的なオチとしては「話し合って解決する問題」なんですよね。ただ、そこまでやるほど沢近父のキャラが立ってないという

みりん >> 最初、沢近さんの思い出作りだと思ってたんですよ。どうせ親の言うなりになるなら、最後に好きな男と許婚ごっこして思い出作ろうみたいな。でも今週の見たらコイツ何も考えてなかったっぽいぞ的なw>高野さん

いずみの >> いや、歩行祭以降の高野は本当に無力だと思いますよ(笑)。烏丸についても戦闘放棄ですし。天満も大事な友達だったんでしょうから、何かはしてあげたかったんでしょうけど、何もできていない。

みりん >> 高野さんも所詮は小娘だからな…。高校の中では強くても外に出ると無力って意味ではリアルすぎる

いずみの >> でも絶対「本家に逆らったら放り出される」っていうのは沢近の独り合点だよなー。母親にすらこの問題を相談せずに、自分の頭の中だけで結論出してそう

みりん >> 母親は本当に流されるタイプっぽいですね…お見合いの所を見てると

いずみの >> 「恥も外聞もなく腹を割って話せば済む話」にしか見えないんですが、この漫画はそういう泥臭いことをやるのが一番難しい

みりん >> というか一部の人は播磨が沢近を愛するようになると思い込んで疑わないから凄いな…と

みりん >> 本当に沢近を愛したから許婚問題クリアしましたオチだったら色んな意味で泣くな…

いずみの >> 下手考さんの先週の感想文がまぁいちばん「作り手側の期待している反応」に近かったのではないかと……。先週のみりんさんとほぼ同じ感想ですね、これ

これはつまり、普通に考えたらこの二人がくっつくのは
性格上あり得ないんだけど、色々と積み重ねた状況が
それを超えて奇跡を起こしたって形になっているのか。
作者と編集と読者とキャラと物語の、
恐ろしく狭い妥協点にピンポイントで降りた感じだなぁ。

いずみの >> 「キャラと物語の、恐ろしく狭い妥協点にピンポイントで降りた感じ」っていうのは良く解ります。まーそうだよな、としか。



いずみの >> その場の状況による一発逆転では物語は動かない! というのが「位置エネルギー理論」の原理のひとつなんですけどね

これはつまり、普通に考えたらこの二人がくっつくのは
性格上あり得ないんだけど、色々と積み重ねた状況が
それを超えて奇跡を起こしたって形になっているのか

みりん >> ああー状況が奇跡を起こしても結局状況は状況だからな…そっから先どうすんだろ?って話で



みりん >> じゃあその状況がクリアできて、平和になりましたって言っても愛せるのかな?とか、もっとシビアに言っちゃうと状況酔いじゃね?とか

みりん >> 普通に見たら播磨は天満への想いより沢近を選びました!だからなあ…

みりん >> これで本当にくっつくノリの漫画だったらスクラン読んでなかっただろうな…

みりん >> 沢近さんがいいとかダメの問題じゃなくて、明らかに解決できるかも知れない方法があるのに小娘の浅知恵で恋愛方向に逃げてんじゃねーよってのが第一印象だったんですね。多分十代の子が見たら感動するんだろうなーとも思いつつ

いずみの >> しかし「沢近の方が実は上でした!」という結果を見せられて「なるほど、実は上だったのか!」って納得していいんかいという。納得したい人は進んで納得しますけどね

いずみの >> 「そういう話だったっけ〜〜〜?」「そういう話だったんだよ!」という大声の張り合いにしかならない(笑)

みりん >> 上とか下じゃないですよね。恋愛って

みりん >> さんざん今まで恋愛至上ではないってのを見せといてここで?!みたいなw

みりん >> 本気で先週は小林先生!?と思ったんですが、今週見てあーすげえクールだわと

沢近さん愛されすぎ

いずみの >> 沢近ってすごい滑稽な役回りなんだけど、それを人間味のある姿として作者はけっこう愛情深く描いているはずなんだけど



みりん >> 作者は沢近さん大好きだと思いますよ。大好きだからこそ甘やかさないというか

みりん >> 本当に沢近さんを甘やかさない事には定評ある作者だw

いずみの >> 成長されると話が終わっちゃって困るからって、なかなか成長させないあたりもなぁ(笑)

みりん >> 本当に成長しそうでしない子ですよね。先週のヒキとかw

いずみの >> なんか稲葉に対して年上の我々が「大人で偉いな」って感心する目線の逆で、「いつまでも恋愛音痴な子供のままでいてほしい父親の目線」があるのかもしれませんね作者→沢近には

いずみの >> 可哀想なので、沢近さんはオトナになるもんだって期待してたんですけど、これじゃあ「大きくなっても勉強と失敗を繰り返すキャラ」として設定されてるんだろうなぁと思えてきました

みりん >> 多分沢近さんはずーっとああいう子なんだろうな…。

いずみの >> ときめきトゥナイトのヨーコさんのイメージなんですけどね>ずーっとああいう子

みりん >> ヨーコさんはああ見えて案外モテるからなあ。雨の日でも待ってる男がいたり

いずみの >> さっきの稲葉の話もそうだけど、社会人になってようやく釣り合う男子と出会えるんじゃないかなあ

いずみの >> 役舎丸相手にリラックスしてましたけど、やっぱあのくらい成熟した男じゃないとダメで、若い相手から探すのがそもそもの間違いというか

みりん >> 沢近さんは実際年上の男性の方がうまく行く気がしますね。播磨は沢近を現状好きじゃないから余裕があるんであって、両想いになった途端にうまく行かなくなる気がする

いずみの >> しかもそのくらいの年齢に達した上で、沢近よりも低い立場から尽くしてくれるような紳士じゃないとダメで……あーめんどくさい子だ(笑)

みりん >> 意外にDV夫とかにハマっちゃいそうな危うさはありますね

いずみの >> 金髪ハーフというファンタジーキャラなのに、なんでこんなにリアルなのやらって感じですが

いずみの >> でも梅宮アンナさんとかリアルだめんずウォーカーな感じですし、一回転したリアルなのかなぁ

みりん >> 金髪ツインテールツンデレお嬢様ってエロゲギャルゲの世界なのに、徹底してリアルな女臭さを描いてますね

いずみの >> 「渋くていい男に惚れぬかれる」っていうのが多分沢近さんの理想ですよね。そりゃあんたね〜。

みりん >> お父さんみたいな格好いい人が自分だけを愛してくれるって感じですかね

いずみの >> まぁ「若いウチに相手を決めなくてはいけない」っていう切羽詰まった状況が色々とムリな気持ちにさせてたんでしょうけど

いずみの >> 「決めなくてはいけない」って追い込まれるほど「適当に付き合いたくない、こだわって選びたい」という気持ちを強くする

みりん >> 播磨とくっついてもいいんだけど、播磨に沢近さんを許容できるキャパシティはないと思うんですよね…所謂ケンカップル関係って絶対長続きするわけないし

いずみの >> 「こだわった結果がヒゲ?」って自分でゲンナリするのはその通りだし、さっきも書いた通り「つきあうまでの過程や状況で盛り上がる恋」っていうのは散々スクランじゃ悪い兆候として描かれてるわけで

いずみの >> 沢近の問題は、付き合った後のイメージを全然想像できてないことですよね。それこそクラリスみたいに、相手から手を出された時に受け入れる心構えができてないのに、自分が守ってもらえるって関係だけを得ようとしている

みりん >> 許婚のフリにしたのはやっぱり小林先生の良心って感じしますね。本当に付き合っても良かった

いずみの >> あ〜〜〜、きまぐれのひかるちゃんみたいな扱いにしてからフる流れは可哀想、ってことですか?

みりん >> 今週の展開はモロそうです。これ本当に許婚ごっこにしといてよかったねという。本当に付き合ってたら目も当てられない。つか、播磨が酷すぎるんですが

いずみの >> 上げて落とすでいえば、確かに。そういえばスクイズも、世界と「正式に」付き合うんですよね誠は。だからフられた世界もトチ狂うわけで。

みりん >> 本当に沢近ととりあえず付き合っても良かったんですよ。多分。でもそうしなかったのは作者の優しさじゃないかと

いずみの >> 描かれているのは高校生のコドモな恋愛なんですけど、それを描いてる側はオトナの「手心を加えている感」が凄くします、スクランは。<小林先生の良心

いずみの >> 手心を加えないと、確かにバーッと過激な方向に行っちゃう。若者の恋のもつれは。

みりん >> 播磨は天満に片想いしながら沢近と付き合って、八雲と寝てもアリなんですよ。まあ少年漫画ってのは置いといてw

みりん >> あくまでやんわりした所で止めとくってのが手心ですね

いずみの >> とりあえず愛されることの意味を覚える、っていうのが播磨の問題ですよね

いずみの >> あと「過程は気にしない!」って稲葉センセイのお言葉が重みを持ってきそうです

みりん >> 稲葉さんは正論しか言わない子ですね。本当にスクランの恋愛の課題点を一言で言っちゃったw

いずみの >> 逆に言うと「過程がいくら大恋愛でも、それはカップルの相性とは無関係」と言ってるわけで。

いずみの >> しかしマックスも可哀想だ……。マックスの使い道は読めてません。あのまま失恋するとしたら東郷みたいなのとひとくくりにされるのかな?

みりん >> マックス本当にどうするんでしょうね…これで終わると本当に播磨アシストしただけという。マックスはマックスなりの物語があるはずなのに

いずみの >> マックスはなんだかんだあの顔がマズいと思うんですよ。さすがにアレじゃ中身が良くても沢近さんとつりあわない(笑)。

いずみの >> 顔のキズと、キャラ位置的には『愛と誠』の蔵王権太そのものなんですけど、そこまでやるキャラでもないしなぁという(ちなみに顔のモデルは『北斗の拳』のサウザー+シュウで、そこだけ読むと死にフラグの立ちまくっているキャラでもある)

みりん >> 奈良みたいに使い捨てですかね…

みりん >> 播磨と沢近をくっつける為に動く可能性もありますね。今週の展開見てると余りにも沢近が不憫なのでw

いずみの >> うーんでも婚約のフリは根本解決にならない以上どうなんだろう。なんかフォローはあるでしょうけど

いずみの >> でもあれですね、ちゃんとした結末をつけずに終わるという可能性がまだ捨てきれないので

みりん >> 確かにイマイチとか全くどうなったのかわからないしな…

いずみの >> たぶんマガスペの方で続く可能性もあって、そっちで1巻分やってほしいというのが今の期待ですね

今週のスクランを読んだGiGiさん登場

GiGi >> おお、すごい盛り上がってる



みりん >> こんばんは

いずみの >> この時間帯のGiGiさんはサンマガ読んだ後なのかしら?

GiGi >> 今週のスクランは久しぶりに声を出して笑ってしまった(笑)

みりん >> 今週は稲葉さん始め1年ズが可愛すぎますよねw八雲は本当にいい友達持ったなあと。

いずみの >> そのままGLゲームになりそうなくらいの愛され方ですからね<八雲周り

いずみの >> サラは一生付き合うつもりらしいけど、日本国籍取る気あるのかな(笑)

みりん >> 今の所、留学ですよね。ビザ関連どうするのかな

GiGi >> どう収拾つけるのだろうという話だと、たぶん収拾つけないんでしょうね(笑)。act2やるなら沢近さんは居残りですかねえ。

みりん >> 播磨って沢近さんが自分の事好きって知ってるんでしたっけ?

いずみの >> まぁだいたい勘付いてるけど「そんなに重大にホレこまれてるわけでもない」ってノンキに構えてそう(天然で酷い)>播磨

GiGi >> 播磨はそうゆう奴ですね>「重大でもないだろ」

いずみの >> 沢近が成長しない女だとしたら播磨も成長しない男ですからね<そういう奴

いずみの >> あれだけ沢近に純愛を語られても「まぁ男の俺ほどじゃないんだろ」とか思ってる

いずみの >> そしてマックスの辛さはわかってあげられるのに沢近の気持ちはわからんという(笑)

みりん >> これ知っててやってたら本気で沢近さん不憫すぎますよ。その後の展開云々じゃなくて酷い

みりん >> あんまり指摘してる人いないし、むしろ好感度アップとして捉えてる人が多いんだけど、ある意味メチャクチャ残酷な仕打ちしてますw

みりん >> 沢近さんが裏の意味をわかってなさそうなのが救いかな…

みりん >> 播磨が天満への想いより沢近を取ったと捉えてる人が多くて結構驚いたんですけどね。

みりん >> どっちが上とかどっちがどっちを凌駕したとかそういう問題にするのは、おかしいと思うんだけどな…

いずみの >> いや、それは先週かぎりで読めばそう思えるように描かれているだけに仕方ないかと。>沢近を取ったと捉えてる

いずみの >> そう思えるように描かれてるなぁ、と思いつつ、下手考さんみたいに「いやでもそれじゃ物語としておかしいよな」ってひっかかりを覚えつつ次回を待つのが、作者から期待されている読まれ方だと思います

みりん >> まあ実際はそういうシンプルな感じかも知れないですけど

いずみの >> いい具合に騙されるのが、読者にとって一番楽しめる読み方なんですしね。<実際はそういうシンプルな感じ

いずみの >> 確かに「播磨は沢近の好意に気付いているか?(たぶんイエス)」っていう問題と、「沢近は自分の好意が相手にバレた上でOKもらったことに気付いているのか?(たぶんノー)」っていう問題がありますね

いずみの >> 「私が惚れてるっていうホンネは隠し通せたままこの展開になった」って思っていた方が沢近のダメージは少ないでしょうね

GiGi >> しかしまあ、沢近さんにしても、いざ本当に播磨と付き合う事になったら「こいつダメだ…はやくなんとかしないと…」という気分なんじゃなかろうか(笑)

GiGi >> あわよくば、と思ってみたものの、間近でみたら100年の恋も冷めるというか(笑)

いずみの >> まぁ野グソに付き合えるかどうかが恋の分かれ目になる男ですしねえ(笑)。そういう意味じゃ絃子さんも良く耐えてきたもんだが。

GiGi >> 今は意地になってるけど、いずれ播磨をどうやって八雲に押しつけるかというフェーズに移行しそうな。

みりん >> 播磨って本当にダメな奴だなーと今週で再確認したというか

GiGi >> 養ってやる甲斐性を見せると言った舌の根も乾かぬうちに、これですからねえ(笑)

みりん >> 沢近の母親食わせるってのも絶対ノープランなんだろうな…。偽装婚約作戦の方で良かったねというw

いずみの >> でもまぁ一度デートは成功してますし、デートだけなら「いい男」認識なんだよな沢近→播磨は

いずみの >> GiGiさん予想は愉快だから推したいけど、意外と小林先生は我々と沢近への愛情のベクトルが違うみたいなのがな〜(笑)。こういう「いい役回り」よりももっと酷い役回りにされがちで

いずみの >> でも「こいつダメだ……」状態に入ってから「八雲と暮らしてるのに何も無しの播磨」にイライラする所は見てみたい。これもやらなさそうだけど

いずみの >> でもレッサー天満(笑)としての沢近さんとしては、塚本家における天満ポジションに入るチャンスでもあるんですよね。姑役というか。

いずみの >> 小姑役としてのサラがもういるけど、「全くコドモで本当にほっとけないんだから!」的なお節介役は沢近さん向け

GiGi >> まあ全部もう一年あると仮定しての話ですけど

いずみの >> もう一年というか月刊連載ですね

いずみの >> じゃちょっとサクッとコンビニ行ってきます

みりん >> 行ってらっしゃい

みりん >> でもこれ2話程度じゃ絶対まとまらないですよね…どうする気だろ

GiGi >> 投げっぱなしかと(笑)。この構図のままマガスペ流しでOK(笑)

いずみの >> 今読んでます

いずみの >> 読みました。良かった良かった(笑)

いずみの >> そうか、つくづく沢近さんは「生活」よりも「デート」をしたい人なんだな。それはなぁ……(笑)

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