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今週の『ふたりはプリキュア マックスハート』

 座古演出回。日常シーンだけでなく戦闘シーンにもダレ場を感じない、高アベレージなエピソード。カットの切り返しとかが多くて気持ちいい。
 「敵とシャイニールミナスの間にプリキュアが割り込んだ直後にすかさず必殺技バンク→ほぼ零距離射撃で抵抗の余地も描かず決着」という流れはスピーディーで良かったと思います。実はこれ、味方側が三人組でないと、今までできなかった戦闘法でもあるんですね。


 子供番組にしては渋い脚本だなあと思ってたら羽原脚本だったのでまぁ納得。
 破綻してる……とまでは思わないけど、「怒ってくれるのが仲良しの証拠」っていうロジックの落とし方は少々強引だった気が。まぁ心意気で見逃せるレベルでしょう。

  • 追記

 言及しようと思って忘れていたことを、とぼふさんが近いことを書かれていたので(id:tobofu:20050327#1111886057)思い出しました。
 今回の脚本が子供番組っぽくないことにも繋がってくるわけですが。

2年目だからちょっと背伸びしたドラマを、ということかね。

 メイン視聴者層の子供達が一年分歳を取っている、という外部要素もスタッフの考慮に入っているんでしょうね。
 4年間続いたどれみもそれでドラマを深化させていったのでしょうけど。そういえば10歳程度の年頃でどれみに入った子供はもう立派なオタク予備軍になってる筈で、そのまま「ナ・イ・ショ」に雪崩れ込んでる可能性もあるんですよね。