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相変わらずスクランのサブタイの洋画チョイスは凄い

 時々、マニアックな映画ネタを仕込んでくるスクランのサブタイトルですが、今週のアウトローブルース』は、単純に傷心の播磨を「アウトローでブルース」にひっかけてるだけかと思いきや……、♯002(※播磨の初登場回)のイージーライダーと、




ピーター・フォンダ主演映画」でワンセットにしてあるのか。


 すっげ(笑)。
 週刊連載のサブタイトルに付けるものとは思えない懲り性ですね。虎視眈々と、「いつか播磨が不良に戻った時に使おう」と狙いすましてたんでしょうか。
 スクランも最終章だけあって、サブタイの担当の人にも「ここぞという時のサブタイネタ」はストックが充分に用意されているのかも。
 スクランのサブタイは、こういうジワリと来るシブい洋画チョイスが多いので、機会があれば「名サブタイランキング」みたいなのをまとめてみたいです。

  • 追記

http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20080416/p3

いずみのさんが指摘していたが、サブタイトルが、、♯002(播磨の初登場回)の『イージーライダー』で、PeterFonda(ピーターフォンダ)主演でかぶせているというのは、わかる人には一発で分かる。 この播磨の自由への感覚は、もう明らかにイージーライダー的で、僕は登場の最初から、このイメージが播磨には張りついて離れない。バイクにまたがって空を見上げるシーンも、たしかあったはず。60年代ぐらいの映画ファンにしかわらない楽しみだな、とは思うが(笑)。

 ちなみに、(播磨が自分の将来に「新連載」を志望する)♯194で用いられた『未来世界』ピーター・フォンダ主演作で、それが♯002♯270の中で意味を持つと考えてみれば、今の播磨の不良化も一時的なものなんでしょうね(♯002の播磨が、次第にケンカしなくなっていったように)。


(ところでフォンダの出演作のひとつに『サラ、いつわりの祈り』というタイトルもあるのですが、一見♭のサブタイとして使えそうでもイマイチ使いにくそう。)


 そんなわけで今週のデータベース更新です。

『School Rumble』における反復・対比・暗示のリスト の更新

 本誌の今週分(♯270)を更新してあります。
 未読の方はトップの「はじめに」からお読みください。

♯270 「OUTRAW BLUES」(アウトローブルース)

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