超鈴音の能力の仮説(ネタバレ注意)
連載中の『魔法先生ネギま!』の話です。
ネタバレ&種明かし込みなので「続きを読む」に格納します。
当たったら何か下さい(何を)。
問題
- 仮に「時間を止める」能力だとすると、捕縛された状態から抜け出たことの説明が付かない
- 仮に「瞬間移動」能力だとすると、移動前と移動後で姿勢が変化していることの説明が付かない
能力
- 基本的には、カシオペアを用いた過去への時間移動能力
- 巻き戻せるのは数秒?
数秒だけの時間移動の場合、「移動先の座標に過去の自分が立っていて、存在が重なってしまう」というパラドックスが起こる可能性がある。
- そのパラドックスを解決する為に(?)、「過去の自分と存在が重なってしまった場合」、一時的に時間移動者は(肉体だけが別の位相に変化して?)幽霊のような状態になる
- 「幽霊」の状態では、場所を移動することなどはできるが、物理的な干渉を行うことはできないし、他者に知覚されることもない
- その状態で安全な(他の物質と存在が重ならない)座標に移動し、「時間移動を発動させた時刻」まで進んだ瞬間、物理的に行動できるようになり、他者からも知覚できるようになる
- 追記:「自分が一人しか存在しなかった時/空間」を目標にして時間移動することでもパラドックスが発生し、歴史の修正力が「幽霊」を作る可能性も考えられる(※コメント欄参照)
客観的には消滅と出現が同時。つまり「瞬間移動」したように見える。
要するに、「時間を止めている間だけ動ける/物理干渉可」能力(=ザ・ワールド)ではなく、「時間を巻き戻してから、元の時刻に進むまでの間だけ動ける/物理干渉不可」能力。
超が刹那と楓の髪留めを一瞬で奪ったのは、
- 最初の時間移動。「幽霊」の状態で包囲を離脱し、一人の背後に回って髪留めに手をかけ、「出現」と同時に奪う
- すかさず時間移動。素速くもう一人の背後に回って、再び「出現」と同時に奪う
- 三回目の時間移動。能力を見抜かれないように、ハッタリの効く位置に「出現」して威圧する
- 補足:髪留めを「奪う」というより、「髪留めを手で掴んで、自分ごと一緒に時間移動させる」だけでも充分かもしれない
こういうコンボを連続で行うことで実現可能。
以下は、この仮説の問題点。
- 原理的には、「本人がしばらく同じ座標に静止してから発動させないとあまり意味が無い」という縛りがつく?
- 静止していた時間が長ければ長いほど、「幽霊」でいられる時間も長くなる、ということ
- その場合、刹那と楓の髪留めを同時に奪うコンボは少々困難になる(相手の背後で静止していられる時間が短いから)
- 静止していた時間が長ければ長いほど、「幽霊」でいられる時間も長くなる、ということ
なので「過去の自分と存在が重なるかどうか」というパラドックスとは関係無く、「幽霊の状態になれる」ものだと仮定すれば、この能力の利用範囲はかなり広がる。
次に、
- 何故、魔法先生に包囲された時にはこの能力で逃げなかったのか?
という疑問があるが、これは「世界樹大発光の魔力」を利用しないと使えない能力だったから、で説明がつく。数時間の時間移動よりも、ごく短い時間移動の方が難しい?
他の仮説
「戦闘終了後の未来に行ってから位置を変えて、再びカシオペアで現在に戻ってくる」という方法と、「戦闘開始前の過去に行ってから位置を変えて、再びカシオペアで現在に戻ってくる」という方法も考えられる。
この二つの仮説の場合、髪留めを奪うトリックには(1+1)×3=6の、計六回の連続時間移動が必要になる。
カシオペアに「刹那や楓が気配を感じない程に間隔が短い」連続使用ができるかどうかがネック。
募集
ちなみに「同じ設定の能力なら、別の作品で見たことあるよ」って知ってる人が居ましたらタレコミして下さい。あるような気もするけど、ちょっと思い出せません。