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 移行後のはてなブログ:izumino’s note

↑と連続して

 これと良く似た問題でぼくが面白いと思っている漫画が安野モヨコの『働きマン』(週刊モーニングで月イチ連載)で、この作品の主人公である女性編集者(28歳)は、職場が修羅場に突入すると「男スイッチ」が入って「働きマン」に「なる」というワークスタイルを持っています。
 「仕事のできる女」じゃなくて、はっきりと「仕事のできる」になることを意識しているわけです。逆に言えば、普段は女性であること念頭に置いているわけだし、男になると言っても女性から見たバイアスのかかった男像だから「男性性のいいとこどり」をしてるわけ。例えば社会人としてのジェンダーが変化しても、セクシャリティは変化しなかったりする。ああ、こういうジェンダー観は面白いなと。