ヒーローになるプリキュア、ヒロインになるプリキュア(好き好き大好きっ)
YU-SHOWさんが良い視点を与えておられるので、まずそちらをお読み下さい。
あの「ヒーロー参上!」「ヒロインでしょ」っていうやり取りは、ネット配信された1話の予告でも使われている重要な台詞なんですよね(→参考)。それをここで使ってくるかあ、と驚いたものです。
問題は「美墨なぎさ」という女の子が元々ヒーロー的なのか、それとも、彼女が「キュアブラック」という女の子に変身することで「ヒーロー」に「なる」のか、ということ。
もちろん視聴者はなぎさの乙女っぽさ・可愛らしさを良く知っていますから、前者はすぐに否定されることでしょう。じゃあ、なぎさはキュアブラックに変身することでヒーローに「なる」んでしょうか。
その答えを今出そうとはしませんが、ぼくはデュアルオーロラウェーブの変身シーケンスを観る度に、何故かいつも泣きそうなくらい感動してしまうんですよね。
それは、この変身シーケンスが(他の多くの変身ヒロインと違って)「ヒーローになる」ということを強く描いているからじゃないかと思うことがあります。まぁそれだけの話なんですが。この不思議な感覚にはゆっくりと付き合っていきたい所ですね。