「アニメルカ特別号」2冊の書店委託

　泉信行が座談会、および論考で参加したアニメ評論同人誌の書店委託がタコシェで始まっているようです。

Welcome to TACO ché　- ようこそタコシェへ - » アニメルカ特別号「反＝アニメ批評 2012 summer」「反＝アニメ批評 2012 autumn」

　今年の夏コミで出た『反＝アニメ批評 2012 summer』では、「サウンド・アンド・ミュージック―アニメにおける音と映像のアンサンブルをめぐって」という、アニメと音響について語る座談会を、ぼくの持ち込みで企画していました。
　それ自体も好評いただいていたのですが、この号は他にも、サックス奏者である吉田隆一氏による『坂道のアポロン』のジャズ解説が最高に面白いです。むしろそっちが必読。

　先日の文学フリマで出た『反＝アニメ批評 2012 autumn』では、22,000字に達する『おおかみこどもの雨と雪』論、「おおかみこどもと駿と勲─ジブリに立ち向かうことの意味」を寄稿しています。
　細田守論であると同時に、「高畑勲」論としても充実した内容になるよう目指したものですが、広く読まれていただければ幸いです。
　この号も、吉田隆一氏が出演した「ジャズ」と「アニメ」のイベントレポートが目玉になっているようです（ぼくはイベント未見）。