『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』観てきました(ネタバレなし)
梅田のHEPナビオにて。
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見る前から期待していた内容……の確認に過ぎないのでネタバレというほどではないですが、「コドモとオトナの区別をつけること」が描かれていたことのひとつなのは確かだなと感じました。
あとそうそう、新劇場版には「コドモとオトナの対立」という観点から「Q」への期待も含めて考えていたことがあるのですが、
ヱヴァ破と、二人のアスカと、彼氏彼女の事情〜「優秀さ」と戦う物語〜 - ピアノ・ファイア
この点に関しては『破』時点の読み通りの展開をしていたのが『Q』だと言っても大丈夫そうです。
そう思うと、『破』はオトナとコドモが本格的に対立する手前(準備段階)であり、お互いに頑張って接近しようと前に進むどまりの話だったのだなあと改めて。
頑張って接近、とは言ってもそれは「わかりあうため」のコミュニケーションとかではなくて……、最低限のコミュニケーションを取りつつも、「コドモはコドモの仕事をする」「オトナはオトナの仕事をする」(もちろん間を仲介する人間もいる)という役割の区別こそが、庵野秀明・鶴巻和哉・榎戸洋司といったスタッフ陣から期待できるものだったんですね。ぼくの個人的な「ガイナ作品観」からすると。
(と言いつつ、これはネタバレに近いので読み飛ばして結構ですが……、『Q』を見て「思ったよりオトナは活躍しないんだなあ」というのは率直に感じたことでした。)