藤本由香里ゼミの卒論発表会と、少女誌のファッション事情研究
上京二日目は、藤本由香里先生のゼミの卒論発表会を見学しにいきました。
といっても、日曜と月曜の二日間にかけて行われていたうち、日曜日はまおゆう朗読劇とかぶっていたので……、二日目だけ参加することに。
当日は、(ぼくと同じく関西から上京中だった)岩下朋世さんやしぐれやさん、久しぶりにお会いするきくちさんなどもご一緒でした。
すべての発表が漫画に関わっているわけではなく、漫画史に関わる発表が全体の三分の一ほど。
その中では、石塚稚菜さんによる「少女漫画雑誌における「こわい」漫画の変遷─1950年から75年まで」の完成度が高くて、会場でも絶賛されていました。
ところで、しぐれやさんから手渡されたのですが、京都大学の卒論で「2000年代における『ちゃお』『なかよし』のファッション情報」という研究があったそうです。
この中で、ぼくのブログが参考文献として引用されており、しかも、ぼく自身が疑問だった部分を補うようなアプローチで調査をされていたので、いたく感動しました。
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これはちょっともったいないくらいの調査なので、ぜひ今後に活かしたいですね。