うえむらちかさんの『魔法科高校の劣等生』文庫版レビューがプロい
ゴーカイジャーとオーズの劇場版を観にいった次の日(8/27)に、対談の仕事が入っていたので上京していました。
28〜30の3日滞在のスケジュール。
夜行バスで早朝の品川に着いたあと、新橋のサウナで休憩してから、秋葉原へ。
- 朝の新橋のSL広場
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対談の収録場所は神保町だったんですが、秋葉原に来たのは「週刊アスキー」の秋葉原限定フリーペーパーを手に入れたかったため。
です!是非読んで下さい☆RT @TK6506 そして道を間違えることでおなじみの、うえむらちかさんの連載が始まります!毎月10日に発売される電撃文庫の中から、一冊をご紹介します。今月は、魔法科高校の劣等生2です。
『魔法科高校の劣等生』の書評記事が載ってることは知ってたんですが、ちょうど配布直後のタイミングに上京しているのだから、ゲットしにいくしかない! と決めてたんですね。
というわけで、開店直後のソフマップでぶじ確保することができたというわけです。
お目当ての記事がこちらなのですが、本人が「自分で本を出版するほどの本好き」と自称するだけあって、レビュワーとしての文章力がすごい(笑)。
「うぇぶらじ@電撃文庫」というラジオ番組の出張版、ということで電撃文庫の新刊を紹介してるみたいなんですが。
かぎられた文字数でストーリーの紹介をそつなくこなして、世界観のSF設定をちゃんと理解してて(1,2巻を読んだだけで魔法の設定を説明できる人は少ないと思う)、そして作品のセールスポイントのツボ(=妹萌えと、作者自身がノリノリなところ)をキッチリ押さえて〆るという、まさに書評のお手本のよう。
そして達也の唯一の理解者である深雪の兄に対する度を超した愛情。誰が分かってくれなくても私は兄の素晴らしさを知っている。その真摯な兄に対する盲信っぷりが可愛すぎて、彼女の暴走にこれからも期待したいです!(もっといけ〜)
最後に、この本から一番伝わってくるものは物語に対する情熱と、書くの楽しい! という気持ち。設定の多彩さ、緻密さ、どれをとっても作者の楽しい気持ちがストレートに伝わってくる、そんな作品です。
この「わかってる度」と文章力は、さすが本好きというだけあるな〜と納得するレベルでしたね。
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