ヒストリエ6巻Ust
先日の夜、突発で収録した『ヒストリエ』6巻の解説Ustです。
歴史オタクな視点で、『ヒストリエ』をどう読む? という話をしています。
映像無しのサウンドオンリーで、敷居さんとみやもさんが聞き手です。
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ちなみにUstでぼくが喋ったことの訂正なんですが、「ヘタイロイ」の呼称を歩兵にまで広げたのはアレクサンドロス大王ではなく、父親のフィリッポスあるいはアレクサンドロス二世だったみたいですね。
あと、鐙の軍事利用の記録はエウメネスの時代の一世紀後にもうあったみたいです。だから当時は「一部の」騎馬民族が鐙を発明していてもおかしくはないですね。
放送中、「アレクサンドロスの物語を読みたくなった」「当時の歴史の本を読んでみたくなった」という声がありましたが、漫画なら安彦良和の『アレクサンドロス』、歴史の本なら森谷公俊の著作がオススメです。
安彦アレクサンドロスは、『ヒストリエ』と対になった物語……、つまり(エウメネスではなく)アレクサンドロスが主人公の『ヒストリエ』として読むと面白いので、必読です。
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