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お仕事2本

ユリイカ2010年2月号 特集=藤田和日郎 『うしおととら』『からくりサーカス』そして『月光条例』・・・少年マンガの20年ユリイカ2010年2月号 特集=藤田和日郎 『うしおととら』『からくりサーカス』そして『月光条例』・・・少年マンガの20年

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 ここでのお知らせが遅れましたが、『ユリイカ』の藤田和日郎特集と、早稲田文学U30に、泉信行名義で執筆しています。
 それぞれ、一般書店での取り扱いが少なかったり扱っていなかったりするので、Amazonで通販するのが一番手っとりばやそうです。


 藤田和日郎特集の方では、いままでぼくが『ユリイカ』誌上や、同人誌『漫画をめくる冒険』で展開してきた漫画論を、『うしおととら』の描かれ方と照らし合わせながら論じるという形式をとっています。
 もちろん『うしおととら』に対するひとつの読解としても読んでいただけるのですが、いわゆる「漫画の力学」のケーススタディや入門としても読まれるように心がけていました。


 一方、U30では物語論というカテゴリで書かせていただきました。関係ないですけど、今日マチ子さんが表紙の本に載っている、というだけでもちょっとうれしいです。みんな『みかこさん』読もう!
 で、タイトルは「ギフトとしての物語」。できるかぎり内容を詰め込もうと奮闘した結果、なんと文字数は三万字をオーバー。
 実は、今日更新していた『ボクラノキセキ』の感想でも「基盤」や「ギフト」といった意味ありげな言葉を使っていましたが、U30の原稿はそれらの意味を根っこから解説してみようとがんばってみたものなんですね。
 長文なだけあってアラの目立つ原稿になったとは思うのですが、今後はこのブログやネットラジオで、アフターフォローも兼ねてネタにしていければいいな、とか考えてます。きっとまたペトロニウスさんが聞き手になってくれるでしょう。


 ところで、「例の動画」のアップですが……U30の発売日に間に合いませんでした。すいません。こうなったら、出来上がり次第にアップできればと思います。
 U30の記事を先に読むという方は、ちょっとこのブログをチェックしながら待っていただければと思います。