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 移行後のはてなブログ:izumino’s note

16日〜18日の出来事(簡易版)

 金・土・日とまた外出してしまうので、日記を書き忘れてしまう前に上京記を書き終えておきます。
 とりあえず16日以降をダイジェスト風味に。

16日

 午後からコミケ会場へ。三日目に備えて、二日目は基本的に頑張りすぎないスタンスで。
 東館でミズタマさんやギショウさんに挨拶したり、企業ブースにいる藤本由香里さん(+筑摩編集の伊藤さん)と話をしにいったり。


 会場出てから、伊藤悠さん、猫王子、HARD-WIREDさんと合流してカラオケ。歌ってみたかった「Ready Steady Go」と「oblivious」を初めてカラオケで入れる。
 あとはHWさんの趣味もあって、RXとかムサシロードとか福山芳樹とか星矢とか喉潰し系のばっかり。「みんなのピース」は上手く歌いきれて満足。


 カラオケ後の喫茶店で、「なんにでもゼロを付ける」遊びに夢中になる(『ハンニバル・ライジング Zero』とか『機動戦士ガンダム00 Zero』とか『101 Zero』とか『ロッキーファイナル Zero』とか)。
 個人的にヒットしたのは『桃太郎 Zero』(あの桃は一体どこの誰が川に流したのかという謎が明らかに!)と、『テトリス Zero』(テトリス棒がまだ生まれていない世界で、最大で三段消しまでしかできないゲーム。L字が花形)でした。

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17日

 ヨシ沢さんのブースの片隅で『漫画をめくる冒険』の上巻を委託させていただいていたコミケ三日目。
 自分はといえば、ヨシ沢さんのお友達が売り子してくれていたのをいいことに、ほぼずっと挨拶回りしていました。


 西館では東浩紀さん、伊藤剛さん、森川嘉一郎さんが固まっていて、そこに訪れた竹熊先生から、ついに個人認識されるように!*1 おそるおそる、めくる冒険を差し出してみると、「これ欲しいと思ってたんだよー」と言っていただいて、お渡しすることにも成功しました。
 それにしても東さんの天然ボケっぷりは相変わらずで、ツッコミ役の伊藤剛さんはいつも大変だ。


 会場内で、たまごまごさんと初めて会うことができて、握手する。
 この日のコミケ後はノープランでいたら、Rypさんとかーずさんのご厚意でかーず打ち上げに混ざていただけることに。

 本田透さんとか松山せいじさんとか、業界の人がゴロゴロ。
 個人的に最大の収穫はG'sマガジンの中の人(しかもべびプリ担当の方)と話ができたこと!
 「毎日楽しまさせてもらってます!(トゥルー俺は家族旅行してるはずなのに俺達はなんでこんな所で酒呑んでるんだろうという顔をしながら)」と話しかけたら、向こうもガッツポーズを取って喜んでくれてました。


 他にもラノ漫の多摩坂さんに会ったり、めくる冒険の在庫を店内で配りつつ、通算三次会でゴルカムの打ち上げ組と合流。
 そこでは少年漫画論の熱い話を共有できる人が不意にいたりして「うーん、わかってる人はやっぱりわかってるんだなぁ」と感動しつつ盛り上がったり、LITさんやたまごまごさん相手に水上悟志についての私見を聞いてもらうこととかできて良かった。
 LITさんが『トップをねらえ2!』を観ていないというので、それは観てください、と。『サイコスタッフ』の元ネタなんですから。ついでに『惑星のさみだれ』の比較として挙げた『成恵の世界』は今イチオシの作品なので、これも読まれていてほしい。

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    • 成恵の世界』は、15日にペトロニウスさんと話した時にも吉住渉との類比で話題になったりと、かなり幅広い軸を持った重要な作品です。従来の文脈では評価しづらいあたりなどは「破格」と呼んでもいいくらい

18日

 かがみさん、某編集さんと中野ブロードウェイタコシェへ。
 17日の打ち上げでちょろっと余った「めくる冒険」を納品でもしようかとした所、ちょうどあと三冊しか残ってないような状況(通販ページも品切れになっている)。
 とりあえず四冊だけ追加納品。これは焼け石に水だったようで、帰宅後には「もっとください」というメールが届くことになりましたが。


 水音さんを呼んでいたので、月厨の彼にはufotable cafeを案内してやろう……、と思ってトボトボ歩いてみたら、ちょうどお休みの日だったという悲劇。
 すかさず「いー散歩になりましたねーっ」と功徳の高まる言葉を発するかがみさんでした。
 仕方無く中野のパスタ屋でパスタとピザを食べながら、編集さんと軽く打ち合わせしたり、仏教の話をしたり。


 かがみさん&編集さんと別れるのと同時に、吉田アミさんと合流して水音さんと三人で『劇場版 空の境界』第五章「矛盾螺旋」を観に行くことに。
 吉田アミさんも書いてるけど色々と完璧な出来。
 原作未読者のアミさん、月厨の水音さん、というメンツで感想会もしたんですが、そういうメンツで絶賛できるというのも素晴らしい。
 過剰にシュールな演出ではあっても、感情の流れ的にはむしろわかりやすいくらいではないか? という意見も。
 それと、第一章からの構成を振り返ってみれば「演出的なレベルでの変化」がちゃんと第五章に繋がるよう出来てるんですよね。第四章の佳作的な大人しい映像が、第五章の前章としては効果的に機能しているね、とか……。
 しかも第五章でここまで盛り上げておいて、第六章は「箸休め」の回になっているというのも、結果論とはいえ良く出来てる……というかウケる。


 今回の上京記は、主にこんな所でした。

*1:二年前に講談社のイベントでお会いしたことはあった