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 移行後のはてなブログ:izumino’s note

今週のサンマガ(2006年49号)

絶対可憐チルドレン

 何気にこの世界では「エスパーは倒錯者や異常人格者になりやすい」とかいう根拠レスな仮説がデッちあげられてて、社会問題になってるんじゃないか? なんて連想してしまう描写があってあーっ、と(笑)。さりげなくおっかないネタ。


 その説を否定するためには「ノーマルにも異常者は多いだろう」というデータを挙げれば済むわけですが、バベル関係者はロリコンばっかりだからそれは証明されてるよねというオチが来るんでしょうか。

School Rumble

 200回記念特別編。小島亜也って誰だ、ネットで検索しても出てきませんぜ。


 漫画的に面白いのは、「この中で普段のキャラを保ててるのは晶だけ→また晶の創作なんだろう」ってことと、お遊びエピソードなのでどのキャラの絵も神の視点でニュートラルに描かれてる(小林尽が感情移入して描いてない)のが分かりますね、ってことくらい。
 これ編集者あたりがネーム切ってるんじゃないかと思うような話。

魔法先生ネギま!

 クラスメイト他(朝倉含む)が戦う動機、つまり「ネギや超と別れたくない」という個人的理由と、ネギが戦う動機が、同じ方向に向かいつつも、ほぼ乖離してるのが読み所かな。
 年上で、女性でもある朝倉は「自分の感情に従って好きなようにやっていいんだ」と主人公に告げる役割のキャラなんでしょうけど、ネギはそれを由としない人間の筈なので。
 主人公のタイプとしてはやっぱり『からくりサーカス』の勝に近づいてる感じですね。*1

もう、しませんから。

 この松下編集長、雰囲気似てますね。


 マガジンは街刃が最終回(結構好きだったので残念)、えこが来週最終回。マガジンはたまに連載陣の総入れ替えやりますよね。以前のピークが2002年の頃かな?
 そしてアンケートの設問には「読んでない漫画ひとつ」という容赦の無い項目が。これは事実上の打ち切りメーターととも取れるし、まぁ「読者に流されてるみたいだから目立つ位置に掲載してやるか」という判断の基準にも使えるでしょうけど。要するにマニア向けと一般向けのバランスを是正したい(目で見える形にして管理したい)んでしょうね。*2

*1:じゃあ超がフェイスレスなのかという小ネタはさておき

*2:「面白い」の設問で人気はあるけど「読んでない」も多い作品、っていうのがつまりマニア向けだと判断できるので