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 移行後のはてなブログ:izumino’s note

web拍手

 赤松健論の各記事の末尾にweb拍手を置くと、今までが嘘みたいに押していただけるようになりました(普段の数十倍は増えた)。
 発言集は大手ニュースサイトでも取り上げられた為、赤松作品を知らない人にも目を通してもらえたようですが、概ね好感を持って受け入れられているようで何よりです。


 「感動した」「奥が深い漫画家ですね」「赤松さんのイメージが変わりましたね」「自分も漫画を描いているので色々思う事がありとても勉強になりました」という類の感想もいただきましたが、中でも嬉しかったのが

赤松健発言集1:「大衆娯楽」を見てweb拍手押しました。今私は就職活動中で暗中模索している最中ですが自分の進む道について悩んでおり、こちらのまとめがとても参考になりました。ありがとうございました。

というメッセージで、そうなんですよね、創作や客商売に限らず、色々な生き方のヒントが得られる記事に仕上がったんじゃないかなと自負しています。
 実はぼく自身、酷く落ち込んでいた時や鬱だった時に心の支えにしていた(というか今でもそうですが)のが赤松さんの考え方なので、それと同じことを多くの人に感じ取ってもらえれば、と思って作った記事ですから。
 ただ、赤松さんのような生き方は、赤松さんのような才能や性格が無いとムリ、というのは間違いないわけで、そのまま参考にして真似るのではなく、自分を見つめ直す機会として有用なんじゃないかと思います。言うなれば、「人に合わせるのが得意な性格の人」よりも「人に合わせるのが苦手な性格の人」に読んでもらいたい記事です(真面目な顔して)。
 赤松さんの価値観に触れていると、美輪明宏の言う「人付き合いは腹六分目」や泥だらけの大根の話を思い出します。
 ぼく自身は全然まだまだで、腹九分目までを求めてしまうんですが、なにぶんにも難しいものだといつも実感しています。

  • 余談

 あと一応「赤松作品を知らない人」に一応言っておかないといけないのかなと思うのは、「作者本人は凄くいいことばかり言ってるけど、実際に描いてるのは所詮“女の子いっぱいHラブコメ漫画”なので、読んでもガッカリしないでくださいね」っていうことかもしれません(笑)。