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 移行後のはてなブログ:izumino’s note

ネギま!で遊ぶ更新

 <赤松健発言集>は好評をいただいているようで何よりです。ちなみに「1」って書いてありますけど続編の予定は無いです。悪しからず。
 あのページは、どんどんリンクしたり(アンカーも埋め込んであるので便利)引用したりして利用してください。
 そういう「資料」としての目的もあって作った記事ですから。


 さて、(赤松健論から間をおかずの更新なので、じっくり読む人はしんどいと思いますが)97話解説が更新されています。
 そこで、web拍手メッセージを催促する文章をTaichiroさんに載せてもらった所、読者の皆さんから投稿がくるわくるわ。こうして「参加」していただけるのは有り難いことです。
 特に多いのが、(想像通り)バキの居合ネタ。わざと書かなかっただけなのになあ(笑)。「あえて書かなかった理由は何なのか」を自分で考えて、その理由を楽しんでほしいなぁ、と思うんですけどね(中には、ちゃんと理由を考えた上で投稿してくださった方も居ました。こういうのは楽しい)。
 あとまぁ、完全に「格ゲー世代」オタクの集団である赤松スタジオが、まさか中平正彦作品を押さえていないとは思えませんしね。あ、格闘ゲームといえば、『餓狼伝説3』の山崎竜二なんてのもありました。アレも元ネタを遡ると、一歩のフリッカージャブなんですけど。

編集後記

 タカミチのアレがバカ漫画的表現だとするなら、不満を感じるのは「技名をでっかく書かないこと」の一点に尽きますよ。趣味の問題ですけど。


 ちなみに『バキ』は梶原漫画の潮流にあるんで、あの居合の解説はおりこう漫画に属すると思います。理屈自体が強引だろうが無茶だろうが、「説明」で説得力出しちゃったらそれは「おりこう」に分類していいんでしょうね。『巨人の星』の大リーグボールが「おりこう漫画」のハシリだと言われてるくらいですし。
 ……おりこう漫画にも「電波系おりこう漫画」と「オシャレ系おりこう漫画」の二種があるんじゃないかとフト思い付きました。前者が梶原/板垣系列で、後者が荒木/冨樫/和月のラインかな。
 でも後者の作家も、連載が終盤に進むにつれて結局は電波気味に変化したりバカになっていくのが興味深い所かも(前者の場合は元からして電波だったのが、更に激しく電波になっていくパターン)。
 やっぱり、「説明」も漫画がインフレしていくにしたがって電波にならざるをえないんでしょうね。臨界突破した電波はもはやバカ漫画と見分けがつかなくなりますし。業が深いなぁ。