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 移行後のはてなブログ:izumino’s note

『双恋』第1話

 これはちょっといいなあ。続けて観よう。まぁ元々ぼくはG’sマガジンのおっかけだからな。*1


 登場する女の子の殆どが双子、という異常さでまず頭をくらくらさせておいて興味を維持させつつ、それ以外の部分は徹底的にベタ。というか飾りっ気が無いですね。脚本も捻りが無くて古典的、ベタベタなんですけど、キャラ表にしろ作画にしろタイトルテロップにしろ、美しくスタイリッシュで情報過多になる一方のアニメ業界においてこの飾らなさは希少価値があるんじゃないでしょうか。ああ、実に低予算なアニメだ……。でも低予算の範囲で破綻してないアニメっていうのはある意味安心しますね。無理してクォリティを上げようとしてる諸作品に比べれば。
 ジジむさい性格の割に理由もなくモテモテな主人公も古いったらないですよ。とにかく先が気になります。

*1:ハピレスはなぜか観なかったけどな

『BECK』第1話

 原作は既読。
 オタク向けアニメとはまったく違った文脈で評価しないといけない作品なので、そういう意味では面白いのかも。
 音楽アニメとしては期待してません。スタッフもそこらへんは諦めがついてるのか、むしろ絵作りや雰囲気作りの方に力を入れているみたいですね。ちゃんと英語を喋らせたり。
 ノスタルジックな背景美術や人間芝居を重視した作画には目が引かれます。原作のイメージからは随分かけ離れた空気になってますが、硬派のアニメーターが好きそうな画面作りを徹底してやってる感じですね。でもまぁ通好みで、人を選ぶ絵だと思いますが。監督は小林治ということで、納得。
 それに絵作りに関しては第1話だから気合いが入ってるだけかもしれないし、あとはストーリーを面白くできるかどうかにかかってるでしょうね(そういう意味じゃあんまり期待してないんだけど)。

『舞-HiME』第1話

 感想書くのすっかり忘れてました。
 特に語ること無し。比較対象としては萌えアニメではなく『R.O.D -The TV-』を持ってくるべきじゃないかな? 今のところR.O.Dの方が面白いし差別化できるポイントも見当たらないので無評価ということで。
 あと、次回予告から伝わってくる志の低さにゲンナリ。「萌え」とか「燃え」とかを送り手側が安易に使うとかなり萎えます。*1

*1:というか「燃え」ってフレーズが「萌え」以上に恥ずかしく感じるのはぼくだけ? 「萌え」よりも一回り上のオタク臭さを感じるんだけどな