『カレイドスター』OVA第52話「笑わない すごい お姫様」
和田高明演出・絵コンテ・作画監督。
和田氏らしい、フェティッシュなアングルや肉感的な人体作画(特に乳とか股間とかが凄いこだわりようだ*1)は良く出来ていてムチムチと動くわけですけど、それらの芝居がドラマとマッチしていたかというと、うーんという感じ。
そのドラマ自体も30分のお話としてならこの程度に収まってしまうのかな。顔見せだけのキャラクターも多くて、もっと先を見せてよ! ともやもや。ラストは結構良かったと思うんですが、結局は本編のエンディング──ロゼッタの未来を感じさせるカット──を「ホントにチョットだけ」延長させただけ、という感じですね。それが悪いということは無いですが。
ところで、OVAを観る前に友達の結城(id:y_shinobu)さんとしていたカレイドの展開予想。
「やはりテーマ的に言ってもロゼッタにはそら先生を超えてもらわないと。でもロゼッタ一人じゃそらに勝てないだろうしなあ」
「メイは踏み台にはなれてもフールは絶対見れないキャラだし」
「幻の大技をやるにしても、フールが見えてロゼッタを引っ張り上げられるキャラが必要だろう」
「……そうだ! メイドさんがフール見えるようになるっていう展開はどうだろう。実はレイラさんをも超える天才で」
「それは熱いな(笑)」
レイラさんが「この子、化け物だわ……!」とか言って驚き役に回ります。
*1:ミアが乳キャラ化していたことに納得のいかないファンも多いことであろう