今月発売の『美術手帖』で、ジョジョ対談に参加しました
Amazonに書影が出ていましたので、お仕事告知です。
今月17日発売になる『美術手帖』11月号が荒木飛呂彦の特集をしているのですが、その中で伊藤剛さんと一緒に、荒木飛呂彦のマンガ表現について対談をしています。
漫画論の先輩でもある伊藤さんと、久しぶりにじっくりと語り合う機会でもあったのですが、しかもテーマがジョジョということで、かなり充実した論議をすることができました。面白かったです。
3時間くらいかけて話した内容が、8ページほどの紙面に詰め込まれています。
代表作『ジョジョの奇妙な冒険』連載開始から
月刊『美術手帖』10月号 超絶技巧!! 最新のアート&アーティスト情報・展覧会情報・評論を掲載
25年目の今年、出身地である仙台に続き
東京で原画展を開催中の漫画家、荒木飛呂彦。
これまでの仕事を振り返る、この節目の時期に
漫画、西洋美術史、BD(バンド・デシネ)、
ファッション、モダン・ホラーなど、
荒木の描く作品をさまざまな角度から分析。
その独自の世界観と、魅力を明らかにしていく。
なお、我々以外の記事も、荒木飛呂彦について語る上での「ツボ」をついたテーマが揃えられているようで、特集号の全体としても面白そうですね。
発売が楽しみです。
美術手帖 2012年 11月号 美術手帖編集部 美術出版社 2012-10-17 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
追記
対談記事と併せて読んでいただけると嬉しいのが、ぼく(当時はイズミノウユキ名義)の荒木論が載った『ユリイカ』の荒木飛呂彦特集号。
まぁ、このキャリアがあったから今回対談に呼ばれたようなものですからね。
ユリイカ2007年11月臨時増刊号 総特集=荒木飛呂彦 鋼鉄の魂は走りつづける 青土社 2007-11-26 売り上げランキング : 56368 Amazonで詳しく見る by G-Tools |