泉信行「魔法少女アニメの過去と未来」の小見出し紹介
早朝の更新でも告知しましたが、単独記事でも改めて。
『アニメルカ vol.4』
場所: 第十二回文学フリマ(大田区産業プラザPiO)
日時: 2011年6月12日(日)
ブース名: アニメルカ製作委員会(大展示・U-10)
文フリ価格: 1200円(通常1500円のところ)
Vol.1〜3まで連続で参加していた『アニメルカ』ですが、Vol.4では「魔法少女アニメの過去と未来――『魔法少女まどか☆マギカ』が描けなかった少女たち」という長文論考を寄稿しています。
話題作としての『まどか☆マギカ』論を起点にしつつ、「逆照射的に語ることのできる魔法少女アニメ史」を記述していく、というスタイルの記事となっています。
以下に小見出しを抜粋しますので、そこから構成をイメージしていただけるといいでしょう。
- 1 壊れた魔法少女が照らしだす歴史
- 2 魔女と魔女っ子
- 3 魔女っ子と魔法少女〜スーパーマン型とバットマン型
- 4 横山・赤塚ラインと石ノ森・永井ラインへの分岐
- 5 オトナになる魔法少女から、魔法少女になる魔法少女へ
- 6 コスプレ衣装化する魔法少女
- 7 成人向けの魔法少女たちと、コスチュームへの依存
- 8 勝ち目のない撤退戦の魔法少女
- 9 「救われるべき魔法少女しかいない」というアンバランス
- 10 コーデ系キッズアニメに姿を変えた「魔法少女」
- 11 ドレスへの変身を突き詰めた『ジュエルペット てぃんくる☆』
- 12 ファンタジー商品としての《ジュエルペット》
- 12 「昔話の本質」へ昇華することの価値
- 13 おかしの魔法、宝石の魔法
- 14 あとがき〜魔法少女アニメの過去と未来
- 参考作品一覧
いま気付きましたが、「12」のナンバリングが重複してますね(笑)。
ゲラと初稿を確認してみましたが、これはぼくの側のミスですね……まぁ本文には影響しないミスなのでご勘弁ください、ということで。
「参考作品一覧」はあくまで「本文の参考作品」の一覧です。
だから「年表」として網羅しているわけではないんですが、ざっと100タイトルは載せることになったので、年表としても取りこぼしは少ないんじゃないかと思います。ちなみに、原作付きアニメは原作の開始時期もキッチリ併記しておいたのが「漫画研究家」視点のコダワリでしょうか。