コンテンツ制作における「大人の事情」とファンの関係
- 紳助の傲慢発言に批判殺到 アニメ主題歌「資料見ずに書いた」 : J-CASTニュース
- http://widegeinou.seesaa.net/article/168210874.html
- 日テレ『深イイ話』でのワンピースに関する島田紳助さんの発言への批判があまりに集中し、逆にファンの怒りを諌(いさ)める流れも - Togetter
こうした事態を東映アニメーションはどう見ているのか。同社経営企画では、オープニングや声優が交代すると騒ぎになることはよくあることなので、暫くは静観し「今のところ説明などは特に考えていない」と話した。
「ワンピース」オープニングが変 東映アニメ公式HPが炎上 : J-CASTニュース
アニメ版『ワンピース』のOPを観て思ったことですが、公式絡みの炎上っていうのは「ひとつひとつの要素には一理あるが、全部の要素が合わさるとダメに見える」ケースなんだという気がします。
アイマス2騒動もそうなんですが、一個一個の事情を説明されれば「なるほど」と思えるし「なるほど、それは勝算もあるしプロとしての理屈も通っているのだろうな」「なるほど、そのやり方は業界的に珍しいわけでもないしアリだろうな」「なるほど、その判断はむしろ良いことだ」と思えるのですが、そういうアイディアが合わさったときの総合では問題が発生してしまうという。
権利が分散していて、トータルコーディネートできる立場の人間がいなくなってるのがこういう現象の原因なんでしょうけど。
こうした「大人の事情」を「大人の事情だから仕方ない」とする業界の慣習は、メディア全体を疲弊させていくと思うので、功利的な観点から回避できるようになってほしいものだと思います。