一人よりも多い方がいい/サンデーに足りてなくて○○○○にあるもの
遠回しにマガジン編集部の体制(一作品につき四,五人体制)を持ち上げてくれているんですね、すごくよくわかります。(←※マガジン派)
……という冗談はともかく、Wマガジンの「チーム制担当システム」はそれなりに合理的な体制だと思って評価しています。
一見効率が悪そうですが、過労が防止できて、人間関係の破綻も防ぎやすくて、「担当による作品の私物化」も起こりにくい。その合理性の高さは、実際の売上げ部数に表れているとも言えるでしょう。
そういえば、Wマガには『もう、しませんから。』という「編集部の内部をオープンにした連載」があって、それが続けられているということだけでも編集部内のクリーンさを見て取れるかもしれませんね。
まぁレポ漫画というのはいくらでも潤色可能なわけですが、実際にクリーンであるかは置いておいて、「ウチは漫画家と担当の関係を見せ物にしても構わない所なんだ」という「自負」の強さが表れていそうだな、ということなんですが。
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- 作中のケンカやイジメがどこまで笑い事で済んでるかはナゾなんですが、潤色しなきゃいけないくらいならそもそも連載自体が終わってるだろう、という