アシスタント代もバカにならない(5月26日)
山本貴嗣先生の手記より。
以下は友人とのチャットで漏らした感想からの抜粋。
B:アシスタントの話は生々しいなあ(^^;;
A:週刊に乗り上げるだけでも、漫画家には計画性が要るってのがよくわかりますなあ。
B:漫画が「完全な個人の思いつき仕事」の世界だと思ってる人たちは、こういう文章を読むべきだ(笑)。
A:週刊連載は日給で毎日数万円飛んでいくんだから、金銭感覚に余裕が無いと胃が痛い(笑)。
B:「スタジオ」経営と名が付くのは伊達じゃないですよねえ。<金銭感覚
B:ああ、でも、そのへんを見せず大衆に「夢を売る」のも漫画家さんの仕事なのだろうか(^^;;
漫画家は創作者(アーティスト)ではなく、「漫画を職業にした職人」だっていうことかと。どうも世間では、「漫画家=職業」だと考えることに抵抗を持っている人が多くて良くないですね。*1
漫画の舞台裏や台所事情を(シロウトに)見せるなっていうのは確かに正論ですけども。
*1:勿論、一握りのアーティスティックな漫画家というものも僅かに存在しますが。基本的には職人しか居ないのが漫画の世界だと思います。だから、面白い漫画を毎日読ませてもらえるんです。