今週のマシュマロ通信
自称プレイボーイことライムと、ライムの家族の話。えげつないフェミニスト家庭の描写に青ざめますな。男としましては。
あらすじとしては、八方美人でお人好しのライムは家族サービスと部活とデートをブッキングさせてしまった結果、その全てが御破算に。サンディに叱られ、家族にケアされて反省したかと思いきや、最終的には「部活をないがしろにして家族サービスとデートのみに絞って励む」生き方に落ち着くという、いいのか悪いのか良く解らん結末に……。
こういう毒のあるオチをサッと持ってこれるのがマシュ通の凄い所だと思います。キャラクターの変化は描かれてるんだけど、それがライムという人物の垂直的な上昇軌道(男の子的成長のカタルシス)を描くのではなく、「単なる変化」でしか無い所が意味深すぎ(だから、落語的な「あいつちっとも懲りてねぇや」なオチでもない所が面白い)。
個人的にはお気に入りの回です。なんだかんだライムの姉、美人だしな。