藤田和日郎『うしおととら』読了！

　感動しつつ、直後に『BSマンガ夜話』のうしとらの回を見る。
　岡田斗司夫の言う「少年漫画の王道とは（ストーリーでもテーマでもなく）ヒーロー像を描ききることだ」「その点で『うしおととら』は少年漫画の頂点に達している」という発言には納得。
　さて、次は「外伝」を読むか。

　以下、うしとらとは関係無い思い付きの話。
　『うしおととら』の魅力のひとつは「主人公と絡む萌えヒロイン盛り沢山」な所で、なるほどこれがサンデー文法なんだなぁと。赤松健が日記で「オタクの漫画家はまずサンデーに持ち込もうとする」と言ってたわけですけどこれが大きい理由なんでしょうね。*1
　同時に、現在マガジンで連載している『魔法先生ネギま！』が（ラブコメ漫画のフリをしつつ）サンデー的少年漫画の姿にどんどん近づいているのが解って面白いです（『エア・ギア』の女性キャラなんかはお色気に留まってるから微妙。スクランは……まぁアレはギャグ漫画だしな）。

*1:と、どーでもいいことだけど、「うしとら」って読んでたら漫画が描きたくなる漫画だよな