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『ふたりはプリキュア』第26話「さよならメップルミップル!?やだー!」

 部分々々のアクションや演出は盛り上がるんですけど(部分的に良かったカットやシーンを挙げることはできる)、設定が小出しすぎたり台詞の説明だけでドラマの積み上げが無かったりと、お話の結果だけを見せられている気分になりますね。ダークファイブとの戦いが殆ど無かったことにされてるのもなー。
 とにかく伏線出し過ぎで焦れったい! 本当にこの風呂敷は畳めるのだろうか……とドキドキしますよ。こういう焦らし方は作劇としてアンフェアだよなあ。
 とりあえず「自分の近しい者の為に戦う」という行動理念がはっきりと提示されて、ドツクゾーン光の園が表裏一体だという『五星戦隊ダイレンジャー*1的な世界観であることだけは判明しました。だから、「ジャアクキングを倒してもクイーンは滅んでない」→「闇の力はまだ生き残っている」→「新たな闇」っていうことなんでしょうね。
 ああ、さなえおばあちゃん(あと忠太郎と例のクラスメイトふたり)以外の人間はプリキュアの戦いを知りもしていなかった……という、このクールのシメ方は良かったと思います。逆に次クールからはどんどん人類が巻き込まれていく展開を期待したいんですが。あとおばあちゃんの過去編な。

*1:善玉が悪玉を倒してもどちらか一方が生き残っている限りもう一方も復活し、永久に戦いが繰り返されるという凄い設定だった