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『サムライチャンプルー』第7話「四面楚歌」

 古典的な時代劇のお約束*1と思わせておいて、麻薬絡みのマフィアもの、『ロック、ストック&フォー・ストールン・フーヴス』のパロディ*2、『パーフェクト・ワールド』的な犯罪者と人質の交流、などと次々元ネタを洋画に繋げていくのは良かった。まぁこの手法が凄く面白いわけじゃないのだが、今までがあんまりにもあんまりだっただけに「やっと狙ってたことができましたねー」という感想。


 ヒロインであるフウが人と出会ったり別れたり(主に死に別れ)を繰り返していくのが一応この作品の主題なのだろうが、それに対して男レギュラーがちっとも魅力的に描かれていないのは減点ポイント。特にあの琉球人はなんなんだ。行動が見ててムカつくだけだし、バディものとして見た時のキャラが立ってなさすぎる。

*1:病床の親→薬が買えない→犯罪に手を出す→主人公一行が巻き込まれる→人が悪いのか貧乏が悪いのか?

*2:チョンマゲに着火するシーンね