HOME : リクィド・ファイア
 移行後のはてなブログ:izumino’s note

やおいニュース

 今日はなんとなくやおい関連の記事が目に付いたので並べてみる。

 関係ないですがid:fujikoさんの言う「愛したいけど愛せない、でも愛してる」というモチーフは、男女共に欲求のあるテーマだと思うけど、男性の場合は近親相姦や小児性愛のフィクションで満足を得てるんじゃないかと想像してみたりした。多分全然違うものだけどこのまま想像を進めてみよう。
 例えば、ガンスリで「少女に手を出したいんだけど手を出せない、でも手を出したい*1」というジレンマはロリコンの涙を誘うわけでして。『恋風』は原作もアニメも知らないけど、根底に流れているのは多分そんなモチーフなんだろうというのは解る。
 プラトニックな恋愛の部分とセックスを区別しながら妄想するのも、やおい読み替えと似てると言えば似てるかな。
 まぁ最近のオタクはロリコンものにすっかり慣れてしまって、インセストタブーや小児性愛に対する禁制感覚がマヒしてる感がありますが……。*2


 逆に女性の少年愛者や弟萌えの人がそういうジレンマに悩むっていう作品はあまり見かけない気がしますね(対象が「父兄」だったり「姉婿」だったりする場合はもう少し多いかな)。
 あと、男→男や男→少女の方が(女→女や女→少年に比べて)それに関わるジレンマが大きいような気がするのは、男性の方がロジックに支配されがちだっていう先入観があるからじゃないだろうか。(実際の女性心理がどうかはともかくとして)フィクションの中の女性はロジックよりもエモーションの方が先行で、「愛したいから愛したい、でも愛せない」っていう順番でモノを考えてそうな印象がありますから(あくまでフィクションにおいてですが)。
 そういうロジックが邪魔してくる部分に萌えるのかなと。

*1:これは読者の妄想であって、勝手にセクシャリティに置き換えて読んじゃってることに注意

*2:それを言やぁ、「禁断の愛」であることを全く意識せずに楽しんでる腐女子、っていう層も増えてるんだろうな