HOME : リクィド・ファイア
 移行後のはてなブログ:izumino’s note

吉田音さんが『愛してるぜベイベ★★』本を出すらしい

 ぷ、プリキュア本はどこへ……、と一瞬思ってしまいましたが、あ、そっちは夏か(杞憂)。
 音さんがベイベにハマるってのはなんとなく解る気がします。
 加納さんの場合はゆずゆ以外目に入ってなかったっぽいですが、ぼくなんかもあの作品世界の中ではゆずゆと桔平の関係よりもそのふたりに対する心さんの立ち位置みたいなのがすげえ気になってたりするのであー原作読まなきゃなーという感じ(逆に期待と違ってたらどうしようという不安もあるので読むのが怖いというのはある)。
 アニメ版のOP/ED映像がイメージしているような、父親役と娘役が疑似恋愛関係(娘役からすると疑似でもなんでもなく恋愛)を緊密に結びつつ母親役はそれを温かく見守っているだけという聖家族幻想的なモデルはすげえ倒錯的だなと思うしその場合の母親役に(おそらく自ら望んで)甘んじている女性の胸中は思うに余りあるわけでしまった熱く語りすぎた。


 例えばマリみての蔦子さんにファンが多いのも似たような理由からだと思うんですけど、「その世界のバランスと調和を守る為に、あえて『愛される側』に立つことを選ばず『見守る側』に居ようとするキャラクター」というのは独特の魅力があると思うのですがどんなもんでしょう(これで原作の心が全然違うキャラ造形だったら恥ずかしいな)。