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『ふたりはプリキュア』第7話

 遠近法を活用しつつケレン味の無い自然なレイアウトと、「ラクロスのルールは知らないけどなんかラクロスっぽい動きだということは良く解る」スポーツ演出が素晴らしかったです。へー、ああしてボールを落とさずに走るのかーみたいな。


 ほのかの一人上手っぷりは、色んな意味で凄いなあ。なぎさに対する一方通行っぷりとか。友達じゃなきゃなんなんですか! ほのか先生!
 やはり彼女は「なんでも一人でやろうとする人」であって、人に頼ることができない人だと。今回も第5話の時のように一人で勝手にピンチになって、なぎさが到着(メップルの「愛の力」を利用)することでなんとか難を乗り越えるのですが、ほのか自身は「助けられている」ことにあまり気付いていない。彼女が「連帯することの必要性」を自覚するのはまだ先のようで。また、ラクロス部員達がなぎさの行動を責めずに信頼し続けることで、連帯関係が二重に描かれると。
 

 変身中に「ブラック」ではなく「美墨さん」と呼んだことから、少しずつ変身前と変身後の性格が近付いてきていることも窺えてきました。
 あと、変身後は知人に遭遇しても正体がバレないらしい、という「セラムン効果」が今作にも存在していることが判明。これで「変身後の姿に惚れられてしまう」や「友達の目の前で変身」の黄金パターンが可能に。
 しかし今回は「プリキュア手帳」の玩具宣伝をしなくていいのかしら、と要らぬ心配をしてしまいました。

  • 追記

 あの弟の無駄なちょっかいっぷりは絶対プロレス技目当てだよな。