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 移行後のはてなブログ:izumino’s note

脳内補完

 プリキュアのアクションが2話連続でショボいのは、体の性能にまだ本人達がついていけてないから
 以前(id:izumino:20040203#c)「プリキュアに『格闘アクション』を期待する人はアニメから脱落しやすいんじゃないか」という予想を打ったばかりなのですが、やっぱりアニメ的に気持ちよく動いてくれないといずみのさんはがっかりするそうです。そこはアニメフェチの悲しい性だなあ。


 ですが多分、「シリーズ」(文芸的な意味での「シリーズ構成」を指すのではなく)を好きになれるかどうか、というのがぼくのプリキュアの見方だろうと思います。
 脚本やコンテや演出や作画等といった目先の技術論に囚われて作品を好きになれないよりは、作品そのものを好きになる方をぼくは選びたい(これは勿論、技術論的な審美眼を放棄するという意味ではない。むしろ鋭くする必要があると思う)。
 いつからかアニメスタッフは「いい仕事をして当たり前」みたいなことにされてしまっていて、いかにもカツカツなフィルムを放送すると「予算やスケジュールが無くてもセンスでいいアニメにするのがプロだろう?」と激励にならない叱咤を受けてしまう。そういった「職人神話」に対する迷信が深まるのもどうかな、と最近思うようになりました。

  • 余談

 技術論的な視点に関すれば、全部このひとの感想に任せてもいいんじゃないかっていうくらい安心感がありますね。大変面白いです。