読書録／生徒会の一存最新刊、ツンマゾ２

　上京中の数日間に読了した二冊。

　最近の「生徒会の一存シリーズ」は、作者さんがブログでもあとがきでも「ちゃんとした結末にしますよ、ちゃんとハッピーエンドにしますよ」という示唆を地味に強調されていて。じゃあハッピーエンドだとしても、何がどうハッピーなのかという定義によるのですが……、でも毎回これだけいい話をちゃんと書いてくるんだから、結末で裏切られるようなことはないだろう、と思うしかないのかな。
　短編集ですが、巡視点の話と、希咲某さんの話は特に良かったです。
　「隠して、隠して、最後に明かす」という手法のやりくちですが、見事にストーリーに引き込まれてました。
　……よく考えたら、この短編レベルの手法、長編レベルの本編でも同じことをやってるんだよなぁ。

　あとツンマゾの新作は普通に面白かったです。バカＳＭはいいですね（あるのか、そんなジャンル）。

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　ちなみにこのエントリもiPhoneからの投稿です。だんだん慣れてきましたね。