『風雲児たち』無印をコンプリートしたので布教してみる
たこルカ可愛いです(挨拶)。
先日の話ですが、少しずつ買い足していた『風雲児たち』(ワイド版全20巻)をようやく買い揃えまして、最近は「布教(回し読み)」の段階に入っています。もう四,五人くらいには回りはじめています。
3巻、6巻、9巻……、と3巻単位で時代の大きな区切りが訪れるので、3巻ずつ読んでいくのが多分オススメ。
どの区切りも、次の時代への「ヒキ」がことのほかアツいのです。
メインテーマと主要人物
※テーマと人物の選出は、いずみのの独断と偏見です
- 3巻まで : 関ヶ原から江戸幕府安定まで(徳川三代と保科正之)
- 6巻まで : 蘭学の曙と源内の死(杉田玄白と平賀源内)
- 9巻まで : 蝦夷地調査から田沼政治崩壊まで(田沼意次と松平定信)
- 12巻まで : ロシアと漂流民たち(林子平、最上徳内、大黒屋光太夫)
- 15巻まで : シーボルト事件と蛮社の獄(シーボルトと高野長英)
- 18巻まで : 幕末への大きな布石(勝海舟、遠山金四郎、ジョン万次郎、シーボルト・イネ)
- 19、20巻 : 幕末編へ(江川太郎左衛門、佐久間象山、坂本龍馬)
そして幕末編の序盤、吉田松陰がほとんど主役と言っていい流れへと繋がります。
でも逆に言えば、最初の3巻は区切りが良すぎて、シリーズに対するイメージがそこで固まってしまうかもしれませんね。少なくとも「蘭学編のスタート」とも言える4巻までは一気に手を伸ばすことを推奨します。
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- 謝辞
1〜3巻までを自腹で寄贈してくだすったGiGi(id:GiGir)さん、ありがとうございました。3巻までというスタートダッシュが無ければ自力で買い揃えようとはしていなかったでしょう。