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今週のマガジン感想

 「面白かったもの」のコーナーはお休み。

花形

 (花形に比べると)星はそれほど好きなキャラじゃないのでエピソードとしての面白みは落ちてしまうのですが、牧場くんの描かれ方を原作と比較してみると面白いです。
 原作の牧場くんは、いかにも梶原的な「生真面目」「熱血」「文学青年」という要素でデザインされていて、一方それをキモ系のマニア少年(「オタク」ではないのがポイント)にアレンジしつつ、燃えるシーンになると原作通りに「熱血して叫ぶキャラ」を踏襲して描かれるというのが、新約版の牧場くん。
 ホント「現代アレンジ」のセンスがいいですね、村上よしゆきは。

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  • ちなみに原作は、この二冊のあたりを読めば学生編の流れは理解できます(デラックス版の2巻でもうプロ入りが決まるので)

ネギま

 千雨の立ち位置がなんというか絶妙で良いです。水浴びと保護者発言によって「明日菜の代理キャラ」であることが強調されて、それがもう負けフラグになってるあたりが超せつない。


 ところで数回ほど前から、ネギまの話の作り方がテクニカルな意味で変質しているんですが(ラカンが出てきて明るいにノリになった、とかそういうレベル以外で)、この変化に気付いている人はどのくらいいるのかな。