漫画関連トピック
大塚英志の少女漫画史観はおかしい(少女漫画的日常)
ずっと前から言われてることではありますが、こうして時々に言及しなおす意味もあるのかもしれません。少女漫画に王道無し、ということも含めて。
大塚英志やその影響下にある人達に限らず、「男にも読みやすい少女漫画」を「少女漫画だと思ってる」男の人は存外多いですから、あまり彼一人を笑える問題でもない気もしますね。
90年代以降の白泉社系しか読んでないのに少女漫画を云々するような人と会話してげんなりした経験のある人は多い筈。
自分の好きな漫画だけが世の中にある漫画じゃないんだ、ということ。
『エロマンガ・スタディーズ〜快楽装置としての漫画入門〜』(9月11日に生まれて)
永山薫さんの評論本が11月3日発売とのこと。
いわく「エロマンガの教科書」。単一の著者によって書かれたエロ漫画評論というのは、この業界では快挙の筈。*1どういう切り口になっているのか、楽しみです(トランス論にページを割かれてると嬉しい)。
永山さんの名前を良く知らないという人には、『ホットミルク』内の「コミックジャンキーズ」の人と言えば通じるかもしれません。