あの松本保典声の人は「ジュナ」という名前らしい
東映公式の27話あらすじを読んでみると、随分本編とのギャップが。
ジャアクキングが捲いた種は既に芽吹いており、その一つは人間・角澤として虹の園に溶け込んでいた。ちょっと変わった優秀な社員として働く角澤だったが、ニュースで激しく降る雨を見て、新たな刺客“ジュナ”として覚醒してしまう。
時系列が全然わかりません……。*1まぁ、キリヤもあっさり編入試験を受けたフリとかできる世界だから、人間社会の履歴を後付けするなんてことは簡単なのかな。つまりあの旅行写真も後から上書きしたもんだったという理解でいいんでしょうか。
元が植物のジュナは水分を欲っして台風を呼び寄せ、力を取り戻す。
あの演出自体は「絵で伝える力」があって好きなんですけど、「植物だから」っていう感じには見えんかったぞ。風力を吸い込んでるもんだと。
あーでも確かにアヴァンタイトルでは植物のシルエットでしたけど、あれは「捲いた種」とか「芽吹く」っていうキーワードから想像される新敵共通のイメージなんだと思ってました。
じゃあ、他の新敵は植物以外の状態から成長するってことなのかな。
実はポルンには予知能力があり、寝言で言っていた「目覚めるポポ」とはこの事だったのだ。
「実は」って何だよー! 予知能力っていう程のものなのかアレ。メポミポの「力を感じる」能力の強化版みたいなもんだと思ってたんですが。しかし予知能力って便利すぎて興を削ぎそうな設定なんですが大丈夫でしょうか。ご都合主義に走りやすいというか。
ご都合主義といえば、
「子供のポルンが行きそうな所って言ったらケーキ屋さんよ!」半ば強引ななぎさのこじ付けで、ケーキ屋にやって来た捜索隊。
こことかね。第5話の「愛の力」で相手を探し出すシークエンスとは大違い。
うーん脚本ダメすぎだ。*2かなり演出に助けられてますけど、これじゃなあ。せめて解説キャラが居てほしいんですがそれも不在という。
子供向けを意識して理屈っぽいシナリオを避けているのだとしても、羽原大介氏の担当回では屁理屈全開だったりするのがプリキュアなので判断が難しい。まぁ、脚本のバランスが取れてないわけです。
シナリオ詰める時間と文芸統括する余裕が無いんだろうなあっていう感じですね。
あと半年でどれだけ巻き返せるんだろう。というかそろそろどれみスタッフを返してやってくれませんか東映さん。どれみはもう稼ぎ終わりですがプリキュアが稼ぐのはこれからなんすよ。