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『蒼穹のファフナー』第5話「約束〜ちかい〜」

 何故だか文句も言わずに普通に観ている作品。
 何が面白いんだろう、と考えてみたんですが、なるほど「中学生がハマってるような作品を素直に楽しめてる自分の状態」を楽しんでるんだなと。
 つまり「最近の若い世代はこの程度のアニメにハマってるのか……」と残念がるよりも、「若い世代と同じ目線で作品を楽しむ」方が精神衛生上良かろう、ということかもしれません。
 ぼくは昔から「今の若い世代は何を観てるんだ? 調べなきゃ駄目かな」とか「最近はこんなのが人気あるのか? わからん」とか言うようなオタクにはなりたくないと思っていたので、このことに関してだけはちょっと嬉しい。
(逆に大人向けアニメ・コアなオタク向けアニメ相手だとダメなものはダメ、と言いたくなるらしい)


 まぁ確かにダメな所多いですけどね。作劇上の「無意味な死」が多すぎる所とか、ダメだろと。敵モンスターの無敵っぷりに対して、その対抗手段の理屈が明示的に描かれないのもなんだかなあという感じ。あんな弱い戦艦、なんの為に造ってるのよ。ファフナーが敵の攻撃の直撃を食らわないのはなんで? ミノフスキー粒子とかATフィールドとかに代わるSF設定は無いんですか。
 ところで、この回は一貫して女の子視点で物語が進められているあたり、やっぱり作り手は女の子の視聴者層を意識しているんでしょうか。