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 移行後のはてなブログ:izumino’s note

萌えについて(うたたねこやより)

izumino2004-01-20

http://d.hatena.ne.jp/mkomiya/20040119#p3
 米澤氏が話したという

マリみてに関しては、「男性が無理やり萌えようとして、発見してきた」→無理やりなので無理がある。もたない。いずれ限界が来る。

……ってのはぼくもそうだと思います(↑この引用文は誤読されやすいみたいなので、関連リンクの参考を推奨します)。
 ただ、「まいじゃー」なマリみてファンダムの世界では「無理矢理萌えようとした」男性ファンの方が少数派になりますから(「お手本」としての女性ファンが多く存在する為、「無理矢理」ではなくカタチから入りやすい)、その中に限れば萌えの限界はとっくに過ぎているとは思います。
 それでも多分、買いに走る側やネットの名無し的なオタクには「無理矢理萌えようとして、発見してきた(つもりの)」男性がまだ多いんじゃないかな……という印象ですけど。
 みんながみんな一斉にシンクロして啓蒙されるわけじゃないですし。その点、母集団を大局的に見ている筈の米澤氏は「男性が発見してきた→いずれ限界がくる」という現在進行形で語ったんじゃないでしょうか。


 要は、「従来の萌えで定義しきれないものを『これは新しい萌えだ』と言うことに限界がある」ってことかな……。*1
 逆に、無理矢理ではなく(私的な萌え定義の中で)自然に萌えたんならそれでいいと思いますし、もし「マリみてで初めて萌えを知った」っていう男性が居ればそれがその人の萌えなんだろう……とか。

*1:例えばギャルゲーマーYU-SHOWさんはマリみてを萌えと呼ぶべきかを躊躇していて、理屈はともかくその嗅覚は正しいなと思った