無いものねだりでもうひとつ
男性的な「制御する力」が強い、というのは前回(id:izumino:20040108#p1)の箇条書きで書いたことですが、今回もそういった制御が働いているような。
どういうことかというと、「男性にとっての快表現」を制御するあまり「女性にとっての快表現」をも抑圧してしまっているんじゃないかってこと。
例えば連弾のシーンなんか、原作の挿絵でも祐巳は顔を赤らめてたんですから、アニメでも赤面してドキドキな描写にしてもいいのになーと思うわけですよ。*1
あざとい表現を避けてるのかもしれませんけど、ピンポイントであざとくしてこそ説得力があるんじゃないかしら。
そこらへんは砂織さまのおっしゃるここなんかにも繋げられるかもしれません。
*1:脳内補完できる人が観ると、「そう」いう風にしか映らなかったりするんでしょうけど