『特捜戦隊デカレンジャー』第37話「ハードボイルド・ライセンス」
うおお名作回だったーーー。
いいかげん「刑事ドラマ」してたデカレンジャーですが、今回はやりすぎなくらい刑事ドラマしてました。
カメラワークや演出が全体的に大人っぽすぎて、子供番組でここまでやってええのんか? と最初は思いましたけど、こういう演出を遠慮無しに毎回やって空回りさせてるのが、まぁ平成ライダーなんだよなぁと思い直したり。
ギターの弾き語りに口笛、と、BGMのアレンジした使い回しの仕方がうますぎ。
「情感的なBGM」と「薄幸な女」と「理不尽な人死に」で作り出された、この男泣きの安っぽさ! 素晴らしい!
しかし、こういう演出は元を辿れば日活の筈なんですけど、タランティーノ臭いなあと感じてしまうのが現代っ子のサガですかね。
- ED劇場
スワンさんが変身するのは四年に一回らしい(笑)。華麗な公式回答が出ましたね。>id:izumino:20041024#c
- 次回予告
ママチャリ版『スピード』(笑)。美味しいネタ持ってくるなあ。
バンは爆弾モノと体力ネタに縁があるようで。
- 追記
ついうっかり「日活」とか良く調べずに書いてしまったけど、今回は『特捜最前線』のイメージだから「東映」と書くのが正しいのかも。日本のドラマはのめりこんで好きなわけじゃないからなあ。
『ふたりはプリキュア』第38話「ガッツでGO!亮太のおつかい大作戦」
亮太の声が別人かと思うくらい声変わりしてたけどあれはなんだったんだろう。声優さんが風邪ひいてたとかじゃないよね。
亮太のおつかいそのものよりも、尾行するためにぴったりくっつきっぱなしのふたりが目の保養になります。
丁寧に危機的状況の連続を作っていて、シンプルに面白い回でした。あれだけ何度もピンチに陥ってくれると、ブレス装着→即レインボーストームのシークエンスも開放感があっていいですね。なにげに今回のザケンナーはやたら強かったですし。
でもそろそろ、ブレスを着けた状態でのアクションも挟んでやってほしいですが。*1
久しぶりの青山充の一人作監でしたが、全体的にテンポが良かったおかげか、あんまり気にならず。
- 追記
気になって亮太役の高橋直純の公式サイトを見に行ってみたら、ホントに「体調不良の為に、9月より療養しておりました」だそうで……。ふえー。
日記を読むと、現在も入院中で、そろそろ退院できるみたいですね。っていうことは彼だけ別録してたのか……(まさか。病院内で?)。他のキャストの声と比べてミキシングが合ってなかった気がしたのは、その所為かな。