今年の抱負と筋トレ用のリマインダー
去年は、ほぼまる一年を健康管理に費やした年だったと思います。
その決意表明のような記事も書いていたくらいですが、おかげさまで上記ほどのひどい体調からは抜け出し、「メンテナンスにさえ気をつけていれば順調に活動できる」ペースを取り戻しつつあると思います。
3キロも落とした体重も元に戻り、痩せる前よりもちょっと増えつつあります。
体重が増えつつある理由が、たぶん筋肉トレーニングを続けている所為なんですが、今年の抱負は「鍛える」にしようと考えていました。
去年はひたすら「安静」と「管理」の年であって、ようやくそれ以上のことができる余裕を感じています。
鍛える、というのは「負荷を与えることで強くする」という発想によるもので、例えば筋トレにしても「組織の破壊による超回復」を意図したものでしょう。
その「負荷」を与えても大丈夫なくらいの丈夫さが戻ったのが、つい最近、ということなのですが。
なにごとも潮の満ち引きのように、停滞するのではなく、振幅することで活動を続けられるものなのですが、いったん「殺」してみないと「生」かされないものもあります。
「殺」は「殺」だけで、完結するのではない。自然の「殺」には「生」が含まれている。老子の言い方を借りれば、こうした「殺」は「至殺」とすることができよう。
内丹秘訣(6)「逆」を見る(『陰符経』) 「むすび」の武術〜福徳円満〜/ウェブリブログ![]()
筋トレの習慣を日常化していると、自然における「殺」の意味が端的によくわかるような気がしてきます。
(筋トレっていうと東洋的な武術のイメージから離れる気もしますが、童子功とも言って、武術は筋トレを否定してるわけじゃないですしね。)
で、筋トレというと、組織を破壊してから超回復するまでにかかる「休養日」を管理するのが大事です。
そこで重宝しているのがiOSのリマインダー。
筋トレを済ませたら48時間後(超回復に時間のかかる部位によっては72時間後)にアラームを鳴らすようにセットして、そのタスクを部位ごと(現在は七種類)に設定する。
これなら、一日あたり三種類のメニューが与えられることになりますが、毎日決まった時間にやるのではなく、気が向いたときに「再開」すればいいことなので、時刻もメニュー内容もズレてきますから、同じトレーニングの繰り返しでも「飽き」がこない利点があります。
あと筋トレと同時に、ストレッチも続けています。特に、屈伸に必要な関節がカタい体質なので。
ようは、パワーやストレングスを付けるのがトレーニングの目的なのではなく、肉体のバランスを取るのが目的ですから、カタい部位は柔らかく、弱ってる部位は鍛えるように心掛けているわけです。
「足指」とか「膝」とか、あまり筋トレしなさそうな細かい部位もメニューに入れているのは、他の筋肉とのバランスを取らないといけないからですね。
それで、今年は筋トレにかぎらず、何かを支払って、対価を得るとか、リスクを負って、リターンを得るとか、失敗して、成功を掴むとか、なにごとでも「波」のある活動を目指したい、とひそかに考えています。