漫画アニメ放談／「変化に対する怖さがない」と「変化の怖さを恐れない」

懸案だったしゃにむにgoを読む。

	gigir	読了。太陽のような漫画だった（しゃにむにGO）
	gigir	作品内での課題は３０巻の時点ですべて解決していて、３１巻と３２巻はすべての登場人物を祝福してるんだよなあ。人が変わっていくことを言祝ぐ力にあふれいている（しゃにむにGO)
	gigir	ルーティンの話を最近ベイビーステップでおさらい出来てたのはよかった。井出のルーティンの変化にグッと来た。井出の強さは変化を恐れないことだよなー。

このあたりはちょっと前にいずみのさんが書いてたイチローの話*1にも通じるところだなあ。井出にとっての絶対的な恒常性はひな子さんへの愛なんだよな。そこだけぶれなければあとはどこまででも変わっていける。

@gigir あれは要するにトップをねらえ！のバスターマシンパイロットと、「ノノを中心に変貌しつづけるバスターマシン軍団」と、母星を失った宇宙怪獣、の対比の話なのですよ＞変化の恐れ無さと恒常性

	izumino	「変動」重力源とか、トップレス能力の定義は「ものの形を違う形に変えること」*2とか、トップ２は変化をつきつけるフレーズが多いよな
	gigir	@izumino ちょっとわかってないかもですが、宇宙怪獣は（母星をうしなったがゆえ）変化を恐れるということなのかな。
	izumino	@gigir というか、宇宙怪獣は3変化しすぎて内面を失うと。恐れるという感情すら無くなるのが最もよくないでしょう。で、バスターマシンパイロットもイチローも「恐れない」んじゃなくて本当は「恐れを乗り越えられる」だけなんです。痛いとか苦しいとかをありがたがる、と。4痛くないわけじゃない
	izumino	だからラルクは、「実は震えているノノ」*5を感じてからじゃないと根性で19号を動かせなかったんだな
	gigir	@izumino ああなるほど。それならわかります。

*1:下記URL参照

*2:『トップをねらえ２！完全読本』の監督インタビューより

*3:恒常性の喪失とともに、変化に対する恐怖心も持たないゆえに

*4:『トップをねらえ２！』最終話におけるラルクのセリフ